ローマ帝国の国境線
この世界遺産は2世紀当時最大規模となったローマ帝国の境界線である。
いわゆる「ローマの国境壁」の一部で、イギリス北部の大西洋側沿岸からヨーロッパを通過、黒海に至り、そこから紅海、そして北アフリカを抜けて大西洋沿岸へと続く5,000キロに伸びる。
イギリスにおけるローマ帝国の国境で最も有名な場所がハドリアヌスの長城で、122年にローマ皇帝ハドリアヌスの命で建造された。兵士らが6年をかけて建造、現在のイングランドとスコットランドの国境沿い80ローママイル(現代では73マイル)の長さを誇る。ハドリアヌス皇帝はこの壁を「ローマ人と未開人を分ける」ために建てたが、彼の帝国の最北端の国境となった。
長城沿いで最も人気のある歴史名所の一つがハウステッドのローマ人の砦 (Vercovicium)、壁沿いに残るローマ時代の要塞としては最も保存状態がよく最も壮観な遺跡である。Vercovicium は800人を擁する5エーカーの要塞であり、ローマ時代の病院のイギリス唯一の遺跡でもある。イングリッシュ・ヘリテージはこの壁を「イギリスでローマ人が建てた最も重要な遺跡」に認定している。他にも多くの要塞、寺院、ローマ時代の建築物が壁沿いに残っており、そのほとんどは保存状態がかなり良い。
ハドリアヌス長城パス - 長城沿いの道を73マイル歩き、イングランドに残る最高のローマ時代の要塞や寺院を楽しむ。
Vindolanda Forts - See the remains of these army forts and visit the Roman Army Museum with displays and films devoted to Hadrian's Wall and the Roman Army, including a Roman Army recruitment film.