アーサー王はイギリスで最も有名な伝説の人物です。
英国図書館所蔵の文献を見ると、アーサー王のキャラクターは暗黒時代に中央イングランドのシュロップシャーで生まれ育ち、亡くなった偉大な王様と考えられている実在の人物がベースであることがうかがえます。
アーサー王を追う旅で最初に立ち寄る場所は当然、シュロップシャーにあるロクセター村の外れの静かな田園地方です。この地で遺跡発掘を行ったところ、古代の都市や城の跡が見つかり、一部の人々はこれがキャメロット、すなわちアーサー王の城であると信じています。現地は年中開放されており、発掘された人工物を展示している博物館もあります。
最も良く知られるアーサー王伝説の1つに、「岩に刺さった剣」があります。 この伝説は、ある岩に刺さった剣の話で、真のイギリス国王だけがそれを抜くことができるというものです。 地方の神話では、アーサー王の剣が岩に刺さるという出来事はシュロップシャーのミッチェルズ・フォールドというストーン・サークルで起こったとされています。 たしかに、ミッチェルズ・フォールドの岩の1つに奇妙な穴が開いています。はたしてこの場所でアーサー王は王位に就いたのでしょうか?
多くの場所が、アーサー王の永眠の地であると主張していますが、最も際立っているのがグラストンベリー・トール(岩山)です。かつて洪水に見舞われたサマセット・レベルズにあるこの急勾配の丘は、ケルト族の民話で魔法の島とされる古代のアヴァロン島であると言われています。この丘には地下世界へ続く秘密の魔法の通路があり、そこでアーサー王が今は眠っていますが、イングランドが必要とする時が来れば目覚め、イングランドを救いに現れると言われています。
トールの頂上は歩いて10分ほどで、周囲の壮大な景色を360度眺めることができます。グラストンベリー自体、多数の神話や伝説があり、ニュー・エイジ&オルタナティブの慣習の中心地です。
こうした有名なアーサー王ゆかりの地を巡る旅は、イギリスで最も美しい田園地方のいくつかを巡る魅惑的な歴史探訪の旅となります。また、オズウェストリー・ヒル・フォートにあるレディ・ギネヴェーレの家を見たり、ウィッティントンのホワイト・キャッスルへホーリー・グレイルを探しに出かけるチャンスもあります。