英国でシャーロック・ホームズの足跡を辿る

Monday 16 October 2017

アーサー・コナン・ドイル卿が生んだ風変わりな超名探偵のインスピレーションの源を探り、彼を演じた俳優の足跡を辿ってみませんか。

有名探偵の家

A policeman outside the Sherlock Holmes Museum on Baker Street
© Llubov Terletska
 

ホームズの捜査を始めるのに最適な場所は、もちろん、彼の家です。あるいは彼の架空の家と言うべきでしょうか。ベイカー・ストリートの住所(221Bではなく237~41)には シャーロック・ホームズ博物館 があり、彼のヴィクトリア様式の住居を本で描かれているとおり忠実に再現しています。まるでたった今彼が部屋を出たかのように無造作に置かれた、好奇心をそそられる所持品のコレクションに感嘆した後、階段をのぼって、蝋人形で再現されたシャーロックのいくつかの印象的なミステリーをご覧ください。

ロンドンと文学のつながり、史実からフィクションへ

Warm lighting and red seating inside the Royal Opera House, London

シャーロックの犯罪のほとんどは首都ロンドンで起こり、彼の著者がよく訪れた場所がモチーフになっています。最初の訪問地:ザ・ランガムこの華やかな5つ星ホテルは、さまざまなシャーロック本に登場し、アーサー・コナン・ドイル卿が作家仲間のオスカー・ワイルドとアイディアを共有しながら「黄金色の夜」を楽しんだ場所です。フリート・ストリートにある雰囲気の良いイ・オールド・チェシャー・チーズは、著者のもう1つのお気に入りの場所でした。

 

シンプソンズ・イン・ザ・ストランドにも行ってみてください。この伝統的なイングランドのレストランは、まさにシャーロックとワトソンの時代を思い浮かばせ、『高名な依頼人』や『瀕死の探偵』にあったようにステーキ&キドニープディングでも味わいながら、彼らが最新の事件について熟考している姿を容易に想像することができます。チャリング・クロス駅近くの ザ・シャーロック・ホームズパブは、ドイルの時代にはありませんでしたが、彼の家族の支援を得て集められた魅力的な記念品でいっぱいです。

大英図書館、ライセウム劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスなど、本の中で言及されているランドマークがたくさんあるので、ロンドンを散策する時は目を凝らしてみてください。そうそう、ロイヤル・アルバート・ホールも忘れてはいけません。ドイルは心霊主義者であり、彼の死後、友人と家族はここで、墓から彼を呼び寄せる、大規模な降霊会を行いました。そこでは彼の席が空けられていました!

シャーロック:TVドラマ

Filming of the BBC's Sherlock series in Bristol
© Bristol Film Office
 

シャーロック本には複数の映画やテレビ版がありますが、現代のファンの多くはBBCのヒット作、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『シャーロック』シリーズからきています。撮影ロケ地の多くを訪れることができ、そのほとんどはカーディフ、ブリストル、ロンドンにあります。
 

ブリストル・フィルム・オフィスは、『忌まわしき花嫁』でシャーロックがエミリア・リコレッティの墓を訪れた、アーノス・ヴェール共同墓地のようなロケ地を含む、ブリストルのセルフガイドツアー用の 便利な地図をまとめました。カーディフとロンドンでは、ブリット・ムービー・ツアーが主なロケ地を巡るグループツアーを催行しています。見所としては、『死を呼ぶ暗号』に登場するカーディフ国立博物館や、多数のエピソードに出てくるノース・ゴーワー・ストリートのシャーロックのアパートの下にある、ロンドンのスピーディーズ・カフェなどがあります。本物のカフェなので、お茶とケーキ(それからお土産のTシャツ)に立ち寄ってみてください。

映画

A couple browsing Sherlock exhibits at Portsmouth Museum

1900年まで遡ると、シャーロックというキャラクターを描いた映画は約250にものぼります。旅行前に観ておくべき興味深い作品は、シャーロックの最初のカラー映画である『バスカヴィル家の犬』(1959年)や、ネス湖の怪獣が登場する『シャーロック・ホームズの冒険』(1970年)です!最近では、ロバート・ダウニー・Jr.(シャーロック・ホームズ)とジュード・ロウ(Drワトソン)が、犯罪解決コンビとして、2009年のスリラー『シャーロック・ホームズ』で活躍しました。古典ミステリーをアクション満載で解釈したこの映画は、ケントのザ・ヒストリック・ドックヤード・チャタムからリバプールのスタンリー・ドックまで、全国各地で撮影されました。
 

アーサー・コナン・ドイル卿のインスピレーション

Dartmoor landscape with dark clouds above

ドイルは、イギリス各地を旅した経験から、小説のアイディアを得ていました。彼はダートムーアの荒涼とした丘陵から『バスカヴィルの犬』を着想しました。題材となる不気味な背景を求めて1901年にここを訪れ、毎日風に吹かれながら長い散歩をし、今ではハイランド・ムーアランド・ビジター・センターとなっている、プリンスタウンのザ・ダッチー・ホテルの一室で執筆していました。
 

彼はノーフォークも訪れ、ハピスバラのザ・ヒル・ハウス・インに滞在しました。この地からは『踊る人形』の着想を得ました。人形の暗号は、宿屋の主人の息子がこうしたイラストを使ってやりとりしていたことの発見からきています。
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そしてもちろん、物語が始まった場所、ポーツマスがあります。ドイルがシャーロックを生み出したのは、1882年にこの港湾都市に移り住み、診療所を開業した後のことです(彼は日中医者として働いていました)。シャーロック作品の最初の2つ、『緋色の研究』と『四つの署名』はここで執筆されました。無料のポーツマス市立博物館では、彼を専門に扱うものとしては最大の常設展を開催しています。

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A Victorian-style policeman on guard outside the Sherlock Holmes Museum on Baker Street
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