北ウェールズ4日間 (ノース・ウェールズ・ウェイ)

ノース・ウェールズ・ウェイは、ウェールズの醍醐味を味わう旅です。Visit Walesが提案する4日間の旅は、美食天国のモールドからヴィクトリア朝の海辺のリゾート、海岸に立つ壮大な城、そして美しいアングルシー島まであなたをお連れします。素晴らしい景色や起伏の多い風景に富んだ、ウェールズの輝く海辺と田園をお楽しみください。

Day 1 of 4

モールド、ルシン、コルウィンベイ(約93km)

イングランドとの境界にほど近いモールドが今回の旅の出発地です。是非前の晩から入って、ウェールズの大手ドラマ制作カンパニーが本拠とするクリューイド・シアター・カムリで、音楽やコメディ、映画などのパフォーマンスをお楽しみください。

翌日のランチは野外をお考えでしたら、近くのハワーデン・エステート・ファーム・ショップに立ち寄って、この農場で採れた新鮮な食品を買っていきましょう。さあ、ドライブの始まりです。特別自然美観地域(AONB)に指定され緑が美しくなだらかなクルイディアン・レンジの丘を抜けて、歴史と文化にあふれた街ルシンに到着します。街には、中世、チューダー朝、ジョージ王朝時代に建てられた赤れんがや黒と白のハーフティンバード様式の建物が数多く混在しています。それらと対照的なのが現代的なルシンクラフトセンターで、優れた現代美術や工芸品が展示されています。

のどかなベール・オブ・クルーイドを抜けてコルウィンベイを目指します。コルウィンベイは古い伝統がある海辺のリゾート地ですが、いま急速に変わりつつあります。何キロも続く三日月状の砂浜は以前よりずっときれいになりました。大量の砂を投入して新しい砂浜が作られ、遊歩道や洗練されたウオータースポーツセンターが整備されました。これらすべては「パーク・バイ・ザ・シー(海辺の公園)」と呼ばれる広さ20ヘクタールのアイリアス・パークのすぐ近くにあります。

宿泊:スランディドノ

Day 2 of 4

スランディドノ、コンウィ(約8km)

Llandudno Pier is a historic pier built out into the sea in grand Edwardian style.

スランディドノとその周辺を堪能しようと思ったら丸1日必要です。ウェールズのリゾート地の「女王」は、それだけの見どころを備えています。ヴィクトリア朝からエドワード朝時代の海岸線は完璧に保存され、キャンディカラーのホテルが建ち並んでいます。商店街は道幅が広く華やかな天蓋付で散策しやすく、桟橋の長さはウェールズ最長です。 

希少な植物や野生のカシミアヤギが生息する自然保護区グレートオーム岬は、遊歩道から高くそびえています。頂上まで行くには、サンフランシスコスタイルの由緒あるトラムに乗るか、山登りスタイルならケーブルカーがあります。街に戻ったら、世界から注目される最先端現代アートギャラリーであるモスティンに行ってみましょう。また、ベニューカムリは北ウェールズを代表する劇場およびエンターテインメント複合施設で、ウェールズ・ナショナル・オペラなど著名なプレーヤーのパフォーマンスを楽しむことができます。

近隣のコンウィのテーマは中世です。中世から残る市壁に囲まれた狭い路地の両側には、数多くの歴史的建造物が建ち並んでいます。その中で圧倒的な存在感を放っているのが、ほの暗く威圧的にそびえ立つコンウィ城です。今回の旅のルートには、コンウィ城のほかにカナーヴォン城とビューマリス城という3つの世界に誇る城があり、すべてユネスコの世界遺産に登録されています。

宿泊:コンウィ

 

Day 3 of 4

ペンリン城、ベセスダ(約58km)

バンガーにあるペンリン城は、スレートで財をなした大富豪が19世紀に建設した、見る者を圧倒する城館です。巨大な洞窟のようなグレートホールは息をのむ美しさですが、その裏では召使いたちがヴィクトリア朝のキッチンで1日20時間働かされることもあったそうです。

北ウェールズは、英国のアウトドア活動の中心地です。山が多いことも理由の1つですが、ほかにも例えばベセスダには、世界最速のジップラインであるジップ・ワールド・ベロシティがあり、昔の採石場の上を時速160kmで飛ぶことができます。勇気を出して挑戦してみましょう!

宿泊:カナーヴォン

Day 4 of 4

カナーヴォン、アングルシー(約69km)

Trwyn Du Lighthouse on the coast at Penmon Point on the Menai Strait overlooking Puffin Island.

カナーヴォンはベセスダと同じく今回の旅のメインルートから少し外れたところにありますが、どちらも見逃すことができない都市です。そのカナ-ヴォンにも、そびえ立つ中世の記念碑があります。エドワード1世によって宮殿として建造されたウェールズで最も有名な城、カナーヴォン城です。また、再開発されたウオーターフロントには美術・映画・カフェ・バーなどの現代的複合施設ガレーリがあり、この人気が高い街のもう1つの魅力となっています。

バンガーに戻ったら、ウェールズ本土とアングルシー島を隔てるメナイ海峡を、近代的なブリタニア橋または歴史的なメナイ吊り橋で渡りましょう。19世紀の天才トーマス・テルフォードが設計し1826年に完成したメナイ吊り橋は、世界初の鉄製吊り橋です。

海辺の美しい街ビューマリスには、洗練されたデザインのビューマリス城があります。13世紀にエドワード1世によって築かれた城の中で、最も完成度が高い城と言えるでしょう。二重環状城壁に囲まれた要塞への攻撃は、困難を極めたに違いありません。

このツアーでは、アングルシーのすべてを見て回ることはできません。そこで次善の策として島の中心部にあるスランゲヴニの街へ向かいオリエル・イニス・モン博物館をのぞいてみましょう。アングルシー島の歴史や遺産、野生生物、地質、芸術などを短時間で理解することができる魅力にあふれた博物館/ギャラリーです。

アングルシー島の海岸線は特別自然美観地域(AONB)に指定されていますが、最も美しいのは港町ホリーヘッドを超えた先にあるサウススタックの海に面した断崖絶壁でしょう。エリンズタワーRSPBシーバードセンターからは、ウミバト、ツノメドリ、オオハシウミガラスなどが暮らす様子を観察することができます。
 

15 Oct 2019(last updated)