春に英国でぜひやっておきたいこと

春になると英国はまさに生き生きと輝きます! 木々には初々しい花が咲き、動物にはかわいらしい赤ちゃんが生まれ、空気はさわやかになって、カントリーサイドに伝わるさまざまな伝説を探しに出かけるのにぴったりの季節です。

1. シティファームで動物に出会う

英国には、店や鉄道橋、あるいは都市開発の合間のあちこちに200か所以上のシティファームがあります。かわいらしくて抱きしめたくなる動物たちに近づいて、ふれあってみましょう。春には動物の赤ちゃんもたくさん生まれるので、子ヒツジや子ヤギ、子ブタにも出会うことができます。

ヒースロー空港にほど近いホンズロー・アーバン・ファームでは、通常の動物とのふれあいのほか、ブタと友達になろうという企画や、フクロウを紹介する展示も行っています。珍しい動物も飼育しているスピタルフィールズ・シティファームは、手入れがよく行き届いたお庭も人気のファームです。カナリー・ウォーフ近くのアイル・オブ・ドッグスに32エーカーの敷地を持つマッドシュート・パーク・アンド・ファームは、農場や馬小屋として実際に運営されています。アルパカやたくさんのヤギ、そのほかのかわいい動物に会いに出かけましょう。

エディンバラの中心地にあるゴーギー・シティファームや、ブリストルのウィンドミル・ヒル・シティファームでも、ブタ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリなどを飼育しています。なかでも、モルモットとウサギは昔から大人にも子どもにも大人気の動物です。

2. 街なかの公園でのんびりする

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by The Royal Parks (@theroyalparks) on

英国の保養地のプールでひと泳ぎ、あるいは船に乗って快適に景色を楽しむというのはいかがでしょう? ロンドンでは、ハイド・パークのサーペンタイン湖でも、リージェンツ・パークの近くでも、レンタルボートに乗ることができます。あるいは、リッチモンド・パークのあたりを散策してみましょう。ここはかつて英国王たちの狩猟場だった森ですが、今では科学的な興味を満たす場所としてロンドン最大の規模を誇り、たくさんのシカや古いオークの木に出会うことができます。ロンドンを一望し、セントポール寺院のドームまで見える展望所もあります。

 

3. ヴィンテージ列車で旅をする

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Elena Berardini (@picsandpoetries) on

英国では、リラックスした楽しい蒸気機関車の旅が経験できるヴィンテージ列車があちこちで走っています。色鮮やかに染まった春のカントリーサイドの景色を楽しみながら、各地で目を引く史跡やかわいらしい動物の赤ちゃんを探してみましょう。

壮大なグレンフィナン高架橋はそれ自体、とても立派な建造物ですが、ハリー・ポッターの映画にもホグワーツ特急として登場したことでよく知られる蒸気機関車ジャコバイト号が高架橋を渡る様子は、早春に見逃してはならない景色です。フォート・ウィリアムズからマレイグまでの路線は、ベンネヴィスの近くを出発してハイランド地方をくねくねと左右に曲がりながら走るので、途中で息をのむようなすばらしい景色を満喫することができます。

あるいは、非常によい状態で保存された機関車で、サセックスを走り抜けるのもよいでしょう。ルイスとイースト・グリンステッドを結ぶこの鉄道には、ブルーベル鉄道というまさにふさわしい名前が付けられています。あるいは、愛情込めて復興されたエイヴォン・ヴァリー鉄道の蒸気機関車の走りを楽しむのもいいですね。この路線には、ヴィクトリア時代のミッドランド鉄道当時の様子を忠実に再現したビットン駅があります。英国の国立公園では、、たとえばダートムーア鉄道など、昔ながらの音を立てて走っている機関車にあちこちで出会うことができます。

4. 高層ビルから春の景色を眺める

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by JMA London Europe Earth (@unveillondon) on

春のさわやかな空気を胸いっぱいに吸い込み、高層ビルから壮大な景色を眺めて、物思いにひたってみるのはいかがでしょう。

モニュメントは、ロンドン大火発生の地を記念する建造物です。塔の高さは202フィート(約61メートル)で、火元となったプディング・ミル・レーンのパン屋までの距離と同じと言われています。頂上に登ったら、ロンドンを一望する景色や高いところから眺めるテムズ川をお楽しみください。すぐ近くのセントポール寺院を訪ねるのもいいですね。528段の階段を上がって、地上111メートルのゴールデン・ギャラリーを見学しましょう。

カントリーサイドの方がお好みの方には、北コッツウォルズにあるブロードウェイ・タワーはいかがでしょう。イングランドでも眺望の素晴らしさでよく知られた建造物です。3階建ての塔の各階には興味をそそる展示があるほか、頂上に登ると、360度の方向に60マイル先までしっかりと見渡せるすばらしい展望台になっています。運がよければ、なんと16もの州をその目で見ることができるんですよ。

5. 不思議な景色、不思議な場所

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Ricardo Babo (@rbabo) on

古い要塞や道路から興味をかきたてられる洞窟の仕組み、神秘的な遺跡まで、英国には想像力を果てしなく刺激する摩訶不思議な場所がたくさんあります。

北アイルランドで唯一、世界遺産に登録されているジャイアンツ・コーズウェイは、雄大な地形、魅力的な神話、信じられないような奇観でよく知られています。「巨人のブーツ」は不思議な形につなぎ合わさった玄武岩柱のこと。玄武岩質の岩脈である「ラクダ」や、完璧なバランスで岩が組み合わさっている天然の玉座、「ウィッシング・チェアー(願いが叶う椅子)」など、見どころが満載です。

またコーンウォール北部、ビュードからパッドストウの間、岩でごつごつした海岸沿いには、アーサー王と円卓の騎士の伝説と切っても切り離せないティンタジェル城があります。その豊かな歴史と驚くほど美しい景色を堪能した後には、偉大な魔法使いが住むと言われるマーリンの洞窟を訪れてみましょう。ただし、事前に時間をよく確認するのをお忘れなく。満潮になると、洞窟全体が水に浸かってしまうのです!

スランライアドル・イム・モホナント近くにあるピスティス・ライアドルの滝は、ウェールズ7不思議のひとつ。英国でもっとも高さのある滝で、落差は約80メートルにおよびます。人をひきつける魅力にあふれたこの滝の周辺は、春に丘の斜面に若葉が茂り始めると生き生きしてきます。丘を登る遊歩道を歩いて、本当にうっとりするような眺めをお楽しみください。

ダービシャーにある「マーメイドの池」には、癒しの効果があると言われており、今でもこの池で水の精が今でも水浴びをするという伝説が伝わっています。ハイ・ピークスのキンダー・スカウトの近くに位置するこの小さな池は、水を崇拝する古代ケルトの儀式によく使われたとも言われています。

6. 香り高いブルーベルの森を歩く

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by @sonaluk5 on

世界有数の規模で野生のブルーベルが群生している英国では、早春になると英国各地の森林一帯や、生垣、崖の上などは明るい紫色に染まります。花の咲く時期は4月下旬から5月上旬にかけて。この時期、各地の森に出かけると、英国の自然がもたらす不思議な光景に出会うことができるでしょう。

ナショナルトラストが管理しているチェシャーのダナム・マーシーは、ブルーベルの森でよく知られていますが、ここでは毎年春になると、ブルーベルのほかにも1万種類以上の花が咲き乱れます。リバプール郊外のスピーク・ホールに近い森もブルーベルの季節に生き生きと色づくする場所です。春のさわやかな空気の中で、ブルーベルがその可憐な美しさと芳しい香りでわたしたちを楽しませてくれるのです。

09 Apr 2019(last updated)