英国王室のようなクリスマスの祝い方

by Emma Field
Monday 27 November 2017

王室グッズ、ジェスチャーゲーム、クリスマス前のランチ。一般の家庭と同じように、英国王室でもクリスマスに必ず守られている素晴らしい伝統行事があります。ちょっと違うのは、ウィリアム王子とキャサリン妃やハリー王子は、クリスマスを宮殿や国内各地にあるお城で過ごすことに慣れていることと、クリスマスの新しいトレンドを世界中に広めたということでしょうか。クリスマスシーズンをどうやったら楽しく過ごせるのか、ロイヤルファミリーはとても良く知っています。では、お教えしましょう。メモのご用意はよろしいですか?

サンドリンガム・ハウスで、お金をかけず楽しく過ごす

The royal family entering Sandringham church on Christmas Day The royal family entering Sandringham church on Christmas Day Photo: REX/Shutterstock

 

毎年、エリザベス女王は王室の離宮のサンドリンガム・ハウスで子供や孫や、そして今ではひ孫のためにクリスマスのお祝いをします。とても「少人数」で、たった25人しか招待されないのです!招待客である家族はクリスマスイブ王位継承順位に従って到着し、第1位であるチャールズ皇太子が最後に到着します。(一般のご家庭にはとてもおすすめできない伝統です!)クリスマスの当日は、教会、食事、犬の散歩の間に7回もの衣装替えをするなど、よりフォー丸な行事として過ごします。だからこそクリスマスイブは楽しむためのひとときなのです。皆が集まってツリーに飾り付けをし、女王の大好きなジェスチャーゲームに皆で興じ、「お手頃で楽しい」王室グッズのプレゼント交換をするのです。馬鹿馬鹿しく面白いプレゼントであればあるほど楽しいのです。 「ガールフレンド栽培」キット、クッション入りの便座シート、ゴム製のニワトリといったプレゼントは王室メンバーを大いに笑わせました。

サンドリンガムを体験しよう:サンドリンガム・ハウスや庭、教会、美術館は、毎年3月から10月のロイヤルファミリーがお見えでない時には一般に公開されています。ビジターセンターやショップは年間を通してオープンしていますので、ご自宅でのクリスマスシーズンに少しばかりロイヤルファミリーの雰囲気を添えるお土産の購入に最適です。特にお勧めはサンドリンガムの有名なアップルジュースです。

 

バッキンガム宮殿でのクリスマス前のクリスマス

Buckingham Palace in the snow

 

クリスマス当日に全員が揃って食卓につけない場合はどうしましょうか?答えは簡単。クリスマスを何回かに分けて行えば良いのです!女王は通常バッキンガム宮殿で12月初めに家族が集合してお祝いするクリスマスの会を開催します。サンドリンガムに出向けない50名までの家族がクリスマス前の家族昼食会に集まるのです。

バッキンガム宮殿でのクリスマスシーズンの素晴らしさを体験しよう:英国王室の教会でロイヤルファミリーと共に礼拝に出席することはできなかったとしても、クリスマスシーズン特別ガイド付きツアーでは夏以外公開されない女王の居城が見学できます。バッキンガム宮殿の衛兵交代式をお見逃しなく。バッキンガム宮殿といえば見逃してはならないのが衛兵交代式です。深紅の制服に身を包み、ベアスキン帽の下から吐かれる息が白い雲のように立ち上る兵隊達の姿はどこかクリスマスシーズンにマッチしています。

 

オズボーン・ハウスでのクリスマスの祝い方

Christmas at Osborne House, England

オズボーン・ハウスはビクトリア女王とアルバート公が家族でクリスマスシーズンを過ごすことを好んだ場所でした。ビクトリア女王の時代には、女王の家族はクリスマスまでの数週間をここで過ごしました。また今でも多くの英国人が心に大切に思うクリスマスの伝統の多くがここから始まりました。今ではすっかりお馴染みとなったクリスマスの伝統、プレゼントやカードやツリーをビクトリア女王とアルバート公が最初に始め、定着させました。

究極のロイヤルファミリークリスマスを追体験しよう:12月はオズボーン・ハウスを訪問するのにぴったりです。どの部屋にもツリーが飾られ、テーブルはクリスマスの飾りが盛り沢山に乗せられ、その重みで軋みそうな程です。その様子はまるでビクトリア女王や子供達が今でもそこに住んでいるかのようです。
 

ウィンザー城のクリスマスツリーを楽しもう

Windsor Castle in the snow

 

ビクトリア女王とアルバート公は、クリスマス当日をウィンザー城で祝いました。ここからクリスマスツリーが一般の人にも飾られるようになったのです。1848年に発行されたイラストレイテド・ロンドンニュースクリスマス特別版には、ビクトリア女王、アルバート公とその家族が1848年にウィンザー城でクリスマスツリーの周囲に集う様子の版画が掲載されました。英国中の一般家庭がその真似をするようになるまで、さほど時間はかかりませんでした。アルバート公は、しばしばウィンザー城のクリスマスツリーを天井から吊り下げていましたが、今年そのスタイルがまた人気を博してきています。ロイヤルファミリーは今でもクリスマスのトレンドを生み出しているのです!

王室のクリスマスを体験しよう:まるで19世紀初期のジョージ4世の時代にそうであったように、ウィンザー城では1月までクリスマスの飾り付けが残されています。

ケンジントン宮殿の山積みのプレゼント

Kensington-Palace-at-Christmas

 

ビクトリア女王は贈り物が大好きでした。ビクトリア女王が即位するまで、簡単に果物やナッツをお正月に贈り合う伝統でしたが、ビクトリア女王のおかげで、プレゼントの交換が一般的に行われるようになりました。毎年、ビクトリア女王とアルバート公はとても大きなプレゼントを選び、テーブルの上に美しく並べました。ケンジントン宮殿では、今でもプレゼントが幾つか残されているのを見ることができます。

ビクトリア女王時代のクリスマスを体験しよう:ケンジントン宮殿はクリスマスからお正月の間、ビクトリア朝のクリスマスの飾り付けがされ、さらにはビクトリア朝クリスマスキャロルを耳にすることができます。
 

ハンプトン・コート宮殿でのクリスマスメニューの七面鳥

Tudor decorations at Hampton Court Palace

Photo: newsteam.co.uk

ヘンリー8世は、おそらく七面鳥を食した初のロイヤルファミリーでした。しかもハンプトン・コート宮殿で。1520年頃、七面鳥が英国にもたらされました。チューダー朝の饗宴は常にスケールが違いましたが、クリスマスもまた例外ではありませんでした。食卓には、白鳥、アヒル、鹿肉、クジャクが並び、中央にはイノシシの頭が鎮座していました。チューダー朝のクリスマス料理で、たとえ無くなってしまっても誰も悲しまないと思われるのは豚足と豚の耳の酢漬けです。チューダー朝クリスマスパイも然りです。何といっても七面鳥の中にアヒルが、その中にはニワトリが、その中にはヤマウズラが、そしてその中には鳩が入っていたのですから!晩年のヘンリー8世の体重増加の原因はここにあったのかもしれませんね・・・

1593年のクリスマスパーティを体験しよう:ハンプトン・コート宮殿でエリザベス朝のクリスマスの飾り付けや音楽や踊りを一緒に楽しみましょう。

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