ダウントン・アビー の撮影地

さまざま賞を受賞したこの歴史ドラマの「アップステアーズ・ダウンステアーズ」の世界にすっかり夢中になってしまった方には撮影ロケ地めぐりをお勧めします。

ダウントン・アビーからダウントン村まで 英国を巡るドラマチックな旅をどうぞ。

Alnwick Castle, Northumberland, England
Alnwick Castle, Northumberland, England © VisitBritain / Pawel Libera

 

ダウントン・アビー:

ハイクレア城(ハンプシャー、イングランド)

 

この城はドラマチックな第一印象を与えてくれます。それもそのはず人々を魅了する歴史ドラマ、ダウントン・アビーのメイン舞台だからです。ビクトリア時代から続く1,000 エーカーの庭園を持つ邸宅には今もカーナヴォン伯爵と伯爵夫人が暮らしていますが、カーナヴォン家は1679年からこの場所で暮らし始めました。ダウントン・アビー の作者ジュリアン・フェロウズ(JulianFellowes)氏は一族と長く家族ぐるみの付き合いをしており、ハイクレア城 をイメージしてシリーズを執筆したそうです。

ハイクレア城ではダウントン・アビーの生活を実際に体験することができます。カフェで紅茶をたしなみ、ケイパビリティー・ブラウンの設計した庭園を散策し、豪華な内装品を堪能しましょう。装飾品の多くはドラマで利用されたものです。人気スポットなので事前に入場券を購入することだけはお忘れなく!また、一般公開されるのは夏の間だけなので日程を決める際にも注意が必要です。 

 

書斎でのダンス:

アニック城(ノーサンバーランド、イングランド)

最新シリーズでは、アニック城  がブランカスター城(Brancaster Castle)として登場しています。2014年のクリスマススペシャルではメアリー(Lady Mary)とヘンリー・タルボット(Henry Talbot)が書斎でダンスをしていました。一家はローズの義理の父シンダービー卿(Lord Sinderby)にライチョウの狩猟会に招待されるのですが、スキャンダルが起こります。

ダウントン・アビーの展示コーナーで写真や撮影に使われた衣装や小物を見ることができますので、ぜひ足を運んでみてください。

 

シビル(Lady Sybil)とブランソン(Branson)の隠れ家:

スウィンブルック(オックスフォード、イングランド)  

特別自然美観地域に指定されているコッツウォルズはハイクレア城の北にあり、シーズン2でシビルと運転手のブランソンが駆け落ちした際にはスキャンダルの中心となりました。2人が向かったのはオックスフォードシャーのコッツウォルズのスウィンブルック村でしたが、撮影が行われたのどかなブティック・パブのスワン・イン(SwanInn) は、付近を散策する際の拠点にぴったりです。

 

ダウントン村:

バンプトン(オックスフォードシャー、イングランド)  

 

同じくコッツウォルズにある絵画のように美しいバンプトン村は、ダウントン村やクローリー・ハウスの外観シーンの撮影で度々利用されました。教会、郵便局、パブなどおなじみの場所がたくさんあります(実は地元の人々の家でできています)。

郵便局の隣にあるバンプトン・コミュニティ・アーカイブ(Bampton Community Archive ) は、ドラマでは病院として登場しました。中にはお土産用のマグカップや便利なタウンマップなどたくさんのドラマの記念グッズが並んでいます。

バンプトン・コーヒーハウス(Bampton Coffee House) で一休みして英国式クリームティーを楽しみ、 Biztro で、洗練されたコンテンポラリーなランチをいただくのもよいでしょう。

 

Inveraray Castle, Argyll and Bute, Scotland
Inveraray Castle, Argyll and Bute, Scotland © VisitBritain / Andrew Pickett

 

ベイツの独房:

リンカン城(リンカンシャー、イングランド)

果たして犯人なのでしょうか?シーズン3ではジョン・ベイツ(John Bates)が殺人罪でヨーク刑務所に収監されます。ですがこの刑務所をよく見てみると、実はヨークから南に2、3時間行った先にあるリンカン城なのです。

リンカン城はダウントン・アビーに登場するロケ地の中でも最も歴史のある場所です。1215年のリンカン大憲章や、貴族が英国の森林を私物化することを禁じた1217年の公文書の森林憲章が保管されています。

ローズ(Lady Rose)のダンスパーティー:

ホクストン・ホール(ロンドン、イングランド)

第2話でローズが羽を伸ばして使用人たちのダンスパーティーに出かけるシーンを覚えていますか?撮影が行われたのは、ロンドン東部にあるこのビクトリア時代の音楽ホールです。過去には福音教会、画廊、防空壕だったこともあるホクストン・ホールですが、今はパフォーマンススペースとして人気であり現代音楽、映画などさまざまな催しが行われています。

 

公園でのピクニック:

ケンジントン・ガーデンズ(ロンドン、イングランド)  

2013年のクリスマススペシャルではコーラ(Cora)の弟ハロルド(Harold)、マデリン(Madeleine)、ウィリアム・オールソップ(William Allsopp)、マーサ・レヴィンソン(Martha Levinson)、ヴァイオレット(Violet)が公園に行き、アルバート記念碑前でピクニックを楽しんでいました。あの金のゴシック建築はビクトリア女王が1861年に亡くなった夫のアルバート王配を偲んで造らせたものです。完成まで10年かかりました。

近くのノッティング・ヒルには惣菜屋やカフェが並んでいますので、ランチをテイクアウトしてピクニックのシーンを再現してみてはいかがでしょうか。食後にはガーデン内を散歩したくなるでしょう。150年前に造られた見応えあるウォーターガーデンもあります。

この美しいガーデン は、かつて、ハリー王子とウィリアム王子が幼少期を過ごされたケンジントン宮殿の私有地でした。お子様連れでしたら、ダイアナ妃メモリアル・プレイグラウンド(Diana Memorial Playground)がお薦めです。巨大な木製の海賊船 によじ登って夢中で遊ぶはずです。

 

クリスマスプディングの涙

インヴァレリー城(アーガイルアンドビュート、スコットランド)

2012年のクリスマススペシャルで北に向かったクローリー家の人々が、関係がぎくしゃくしているローズと両親とドラマチックな週末を過ごすシーンでダンイーグル城(Duneagle Castle)として登場したのがインヴァレリー城  です。豪華なディナーがふるまわれた晩餐室の場面できらめきをはなった家族代々の銀のカトラリーは、実際に居住しているアーガイル家のものです。

アーガイル侯爵が妻子とともに暮らしているインヴァレリー城はすばらしい週末の舞台となりました。内部の華やかなタペストリーや絵画、そして16エーカーにおよぶ幾何学式芝、花壇、公園、森 が登場しています。

 

農場へ:

コッゲス・マナーファーム(オックスフォードシャー、イングランド)

家族経営のこの農場には牧歌的な魅力が詰まっています。ドラマではユーツリー農場(Yew Tree Farm)と呼ばれ、シリーズ5では、イーディス(Lady Edith)の娘マリゴールド(Marigold)を養子に向かえるドリュー(Drewe)一家が住んでいました。

ダウントン・アビーをテーマにした コッゲス・マナーハウス内外のツアーに参加した後で、農場の動物の餌やりもできます。ミニヤギ、シェトランドポニー、3匹のモルモット(名前はイニー、ロージー、ポピー)がいます。

それよりも自分のお腹が空いていたら、農場内のショップに行きましょう。美味しそうなサンドイッチ、スープ、手作りケーキなどが並んでいます。