英国政府観光庁　次期CEOはサリー・バルコム、クリストファー・ロドリゲスは会長職を継続

サリー・バルコムは、ブリティシュ・エアウェイズ・ホリディやTUI社スペシャリスト・サン部門（specialist sun division）の代表取締役を務めるなど、国際的な旅行業界での目覚ましい経歴を持っています。Opodo社コマーシャルディレクターおよびTravelport社チーフマーケティングオフィサーとしての経歴から、顧客を引きつけ購買意欲を刺激するデジタルとテクノロジーへの理解を深めました。直近では英国政府観光庁理事、ロンドン博物館理事、イングリッシュ・ヘリテージ理事、「Mr & Mrs Smith」非業務執行取締役を歴任する一方、デジタル分野に注目する多くの企業にアドバイスを行ってきました。

英国政府観光庁会長のクリストファー・ロドリゲスは、「英国政府観光庁での観光マーケティングは世界中で最も心躍る仕事ではないでしょうか。サリーが引継ぐのは、素晴らしいチームと、結果を出し国際市場での英国の競争力を確実なものにする力がある組織です。英国のインバウンド観光は記録を更新し、マーケティングキャンペーン「GREAT」の展開により英国への旅行熱は高まっています。また、我々のパートナーシップマーケティングキャンペーンも奏功し、英国への旅行熱が実際の旅の予約に結びついています。目下の課題は、戦略的パートナーである英国の地方観光局と連携して、英国で5番目に大きい輸出産業であるインバウンド観光が英国全土にもたらす雇用創出と成長を揺るぎないものにすることです」と述べています。

新CEOとなるサリー・バルコムは、「この役割を担うことを光栄に思うと同時に、マーケティングがグローバル化、デジタル化した時代に英国政府観光庁のかじ取りを行えることを楽しみにしています。英国政府観光庁は優れた業績を挙げている機関であり、2020年までの具体的な成長戦略を持っています。私の民間と英国政府観光庁理事としての経験から、英国政府観光庁の成長計画を実現し続けるためには、顧客にフォーカスし、英国全土への興味をかきたてることをマーケティングの目的として、官民のパートナーと緊密に協力することが必要であると理解しています」と述べています。

さらに、文化メディアスポーツ大臣のサジド・ジャヴィド(Sajid Javid)はクリストファー・ロドリゲスに英国政府観光庁の会長としての任期延長を打診し、ロドリゲスはこれを快諾しました。