【英国政府観光庁リリース】新作映画『パディントン』(原題:Paddington)に GREATキャンペーン広告が登場
- 英国政府観光庁(VisitBritain)とスタジオカナル(STUDIOCANAL)が、ファミリー層向けに国際的なマーケティングキャンペーンを共同で実施
- 英国を訪れたことのないファミリー層を誘致する最大規模のフィルムツーリズム・キャンペーン
- 映画に出てくる赤い二階建てバスや地下鉄にGREATキャンペーンのポスターが登場
- 好奇心旺盛な『くまのパディントン』が、英国政府観光庁のために“自撮り”した写真をデジタルマーケティングに活用
英国政府観光庁(VisitBritain)はスタジオカナル(STUDIOCANAL)と提携し、英国で11月28日に公開される新作映画『パディントン』で、英国を「GREATな訪問先」として宣伝することになりました。『パディントン』は、ペルーからパディントン駅にやってきた有名なくまの冒険物語です。
この新キャンペーンのキャッチフレーズは「パディントンの目線から英国を見よう」(See Britain through Paddington’s eyes)で、愛嬌たっぷりの『くまのパディントン』がまた大騒動を巻き起こします。
英国政府観光庁は、FacebookやYahoo! を使ったデジタルおよびソーシャルメディアで世界的なPR活動を展開し、主要市場のフランス、ドイツ、米国に重点的に投資していきます。また、英国政府観光庁では『くまのパディントン』のお茶目な自撮り写真を用意しました。これにより観光客の皆さんは、写真のパディントンのように英国内の各所で自分の写真を撮り、ハッシュタグ#PaddingtonsBritainを付けてシェアしたくなることでしょう。
映画はスタジオカナルの2014年最大の話題作で、パディントンの声はベン・ウィショー(Ben Whishaw)が務めます。その他、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)をはじめ、『ダウントン・アビー』のヒュー・ボネヴィル(Hugh Bonneville)、サリー・ホーキンス(Sally Hawkins)、ジュリー・ウォルターズ(Julie Walters)、ジム・ブロードベント(Jim Broadbent)、そして『ドクター・フーの新ドクター』のピーター・カパルディ(Peter Capaldi)が出演しています。
劇中の地下鉄のシーンや赤い二階建てバスにも、英国政府観光庁のGREATブランドが登場します。世界で公開される映画に政府観光局が宣伝進出(追加料金無しでの)するのは、初めてのこととなります。
英国政府観光庁は専用サイトwww.visitbritain.com/paddington を立ち上げ、コンテスト、映画のロケ地の画像、インスタグラムに一般投稿された画像を紹介します。また、英国政府観光庁が選んだパディントン駅を経由して行ける英国全土の町を巡る旅行プランを作成し、列車で英国を旅することが簡単なことであるかをアピールします。もちろん、最高に美味しいマーマレードの売り場の紹介も忘れていません!
そして、英国中の観光産業関係者に『くまのパディントン』のぬいぐるみを渡し、各地の見どころで写真を撮ってもらいました。これらの写真は、ソーシャルメディアで共有していきます。『くまのパディントン』の商品は、英国政府観光庁のオンラインショップでもお買い求めいただけます。
ジョス・クロフト(Joss Croft)英国政府観光庁マーケティング部長は、
「映画『パディントン』がもたらす大きなチャンスを見逃すことはできません。しっかり前脚でつかんでおきます!映画で使用された場所を訪れる観光客による経済効果は、観光業振興にとって不可欠要素であり、正当な映画の演出は無料宣伝の役割を果たしてくれます。ですから我々はこのチャンスから利益を得られるように全力を尽くします。この作品では、英国が全ての観光客を ~この場合はペルーのくまを~ いかに温かくもてなすかが描かれています。
当初からスタジオカナルと緊密に連携し、GREATキャンペーンの広告を露出させるプロダクト・プレイスメントでも合意を得ることができました。『くまのパディントン』は世界各国で世代を越えて愛されているので、我々にとっては外国人観光客の客層を広げて観光客数を増加させ、英国全土に消費拡大をもたらすチャンスとなるでしょう。
映画『パディントン』では、『ゼロ・グラビティ』と『ハリー・ポッター』シリーズの映画でいずれも英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)およびアカデミー賞の視覚効果賞を受賞した英国の視覚効果制作会社フレームストア(Framestore)がCGI制作を手がけています。」
とコメントしています。
サジード・ジャビッド(Sajid Javid)文化・メディア・スポーツ大臣は、
「『くまのパディントン』は、英国の児童文学キャラクターの中でも特に愛されているキャラクターですし、『パディントン』の冒険旅行は世界中の人々が知っています。『パディントン』が英国の有名な名所を訪れる様子が紹介されれば、英国にはマーマレードだけではない、より多くの魅力が隠されていることがアピールできるのです。英国政府観光庁とスタジオカナルの提携により、この可愛らしいくまの世界的な人気を十分に活かすことができるでしょう。」
と述べています。
ケイト・ランバード(Kate Lambert)スタジオカナル販促パートナーシップ担当マネージャー(Promotions and Partnerships Manager)は、
「GREATキャンペーンでの連携、『パディントン』が英国の観光振興の全面に出て中心的役割を担うことができ、また英国映画産業が携わってきた素晴らしい業績を浮き彫りにすることができて光栄に思っています。『くまのパディントン』にとってもこの分野は初挑戦ですが、世界中の観光客を引きつけ、英国人の大好きなくまと同じように英国を旅してもらうという役目に、これ以上相応しいキャラクターはいないでしょう。」とコメントしています。
以上