Britain in 10 classic designs - Culture - Things to do - VisitBritain.com

イギリスを代表するクラシック・デザイン10選

紛れもないイギリスの象徴

Spitfire at Kelvingrove Museum Source:markyharky

ケルビングローブ博物館のスピットファイア

第二次世界大戦中、イギリスで最も活躍した戦闘機のひとつ

数々のデザインの中には、イギリスらしさをそのまま体現しているものがあります。黒塗りのタクシー、赤いバス、ミニスカート、戦闘機スピットファイアは、すべて職人の技とどこから見てもイギリスとわかるデザインの結晶です。ここでは、人々から愛されるおなじみのイギリスらしいデザインをご紹介します。

MINI(ミニクーパー)

サー・アレック・イシゴニスが設計し、ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が1959年から生産を開始したMINIは、価格も手頃で、その人気は瞬く間に広がりました。映画『ミニミニ大作戦』(原題「The Italian Job」)で、お茶目な悪党たちが逃走用の車にユニオンジャック・カラーをMINIで選んだおかげもあって、現在MINIは1960年代のイギリスを象徴する車となっています。
Take a retro Mini tour of London 

ロンドン・タクシー

ロンドンの黒塗りタクシーほど象徴的な車はあまりありません。数十年間にわたり様々な車種がその役割を担ってきましたが、クラシックなタクシーと言えばやはりオースチンFX4です。

ロンドンのタクシードライバーは、チャリングクロスから半径6マイル(9.6km)内にある膨大な数のルートを覚えなくてはなりません。この範囲には約2万5000本の道と2万箇所の名所などがあり、それは驚嘆に値します。1906年、黒塗りタクシーは、かの有名なサヴォイ・ホテルの小さな円形交差点を回りきれるように、非常に小さな回転半径が実現できるように法律で義務付けられました。
Take a Black Cab heritage tour 

バーバリーのトレンチコート

バーバリーは今でこそ世界に名だたるファッション・ブランドですが、19世紀の創業当初は、1種類の象徴的なデザインと巧妙な発明技術だけのアパレルメーカーでした。1879年、トーマス・バーバリーは丈夫で撥水性のある生地「ギャバジン」を発明し、この生地が英国軍の目に留まりました。

バーバリーは、トレンチコートとして知られる将校向けのコートを大量に受注し、生産を開始しました。ブランドの顔であるデザインはこのときに誕生したものです。バーバリーのファッションをお求めの方は、ロンドンのリージェント・ストリートにある豪華な旗艦店に立ち寄られてはいかがでしょうか。
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赤い電話ボックス

真っ赤な象徴的デザインが有名なイギリスの電話ボックスは、1920年にジャイルズ・ギルバート・スコットが郵便局のためにデザインしました。スコットは、ゴシック様式に堂々とした現代建築の要素を取り入れたリバプール大聖堂の設計者として名を馳せ、後にロンドンの大規模なバタシー発電所を手がけた建築家です。

当初、電話ボックスの赤い色は全国的には受け入れられず、もっと上品な色がいいとグレーに塗る地域も多かったようです。
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ジャガー Eタイプ

1961年から1974年まで生産されたジャガー Eタイプは、1960年代のイギリスのスポーツカーを象徴する車です。レースドライバーのエンゾ・フェラーリはこの車を「史上最も美しい車」と称賛しました。

実際にご覧になりたい方は、ボーリューにある国立自動車博物館を訪れてみてください。レーストラックを走る姿を見たい方は、サセックス州で開催されるグッドウッド・リバイバルに行き、トラックのすぐそばの座席を確保しましょう。
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ミニスカート

1964年、マリークヮントは当時最もおしゃれな街、チェルシーのキングス・ロードの店で、人が振り向いて見るような新作を発表しました。裾丈が膝より上がり、太ももを半分露わにする新作のデザインは、大きな反響を呼び、若い女性にふさわしいかどうかという大論争も巻き起こりました。ミニスカートはたちまち1960年代のロンドン、そしてロンドンで最もイケてる街、カーナビー・ストリートを代表する象徴的ファッションとなりました。
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パンク・スタイル

1970年代後半、イギリスのミュージックシーンではパンクロックが爆発的人気となり、象徴的なパンクファッションが街に溢れました。マルコム・マクラレンのブティック「SEX」では、デザイナー、ヴィヴィアン・ウェストウッドが、ボンデージ衣装、安全ピン、鋲つきの首輪、かみそりの刃など、個性的な初期の作品を発表し、これがパンク・ロック・スタイルとなりました。現在、世界のトップデザイナーとなったヴィヴィアン・ウェストウッドの店は、イギリスの多くの都市にあります。
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ルートマスター・バス

ロンドン交通局によってデザインされた赤いルートマスター・バスは、1956年に運行を開始し、すぐさまロンドンを象徴する存在となりました。このバスの最も有名な特長は、乗客がルート上の好きな場所で乗り降りできる、オープン・プラットフォーム形式の乗降口にあります。

初代のルートマスターは2005年に姿を消しましたが、2本のヘリテージ・ルート(ロンドンバス9番、15番)では今も初代モデルが運行しています。初代モデルの人気を受けた新モデルも設計され、2012年に運行を開始しました。
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ロンドン地下鉄マップ

ロンドン地下鉄マップを見ると、各路線が様々な深さやルートで交差し複雑な網目を構成しているとは思いも寄らないでしょう。これは初めてダイアグラム方式でロンドン地下鉄マップをデザインしたハリー・ベックのおかげです。

回路図をベースにしたシンプルなデザインは、たちまち路線図の標準となりました。現在の地下鉄マップは、地図から余分なものをそぎ落としてユーザーにとってわかりやすく描く、という彼の最初のアイデアに基づいて進化を遂げたものです。
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戦闘機スピットファイア

スピットファイア(正式名:スーパーマリン・スピットファイア)は、第二次世界大戦中に最も活躍したイギリス戦闘機のひとつです。R. J. ミッチェルによって設計され、ジョー・スミスが開発を担当したこの戦闘機は、ブリテンの戦いで重要な役割を果たし、英国軍の強さの象徴となりました。

特に楕円翼形などの巧みな設計により、他の近代的航空機よりもスピードと操作性に優れ、戦後も長年にわたり戦闘機軍団の主力機として活躍しました。
See a Spitfire at Glasgow’s Kelvingrove Museum