イギリスで最も居心地の良いスポットで温まる
冬はすてきな季節ですが、骨身に凍みる寒さはこたえますね。そこで、暖を取り、バラ色の頬と元気を取り戻せる場所をいくつかご紹介いたしましょう。
体温まるウィスキーをテイスティングしたり、湯けむり立ち上るスパにほっこりつかったり、居心地の良いパブの暖炉のそばでくつろいだり・・・快適に暖かく過ごすアイデアはたくさんあります。
寒さから逃れて、すてきなスパで温まりませんか。イギリス有数の温泉に、サーメ・バース・スパ(イギリス唯一の天然温泉)があります。ここでは温泉につかりながら、バースの歴史的な建物を眺めることができます。タオルを持ってハロゲートのビクトリアン・バス・ハウスに行くのも良いでしょう。ここではサウナへ向かう途中に、美しいトルコ風モザイクの床を見ることができます。
熱帯の植物が育つ場所なら、きっと暖かいはず。コーンウォールのエデン・プロジェクトは、そんなホットスポットのひとつです。最大規模の熱帯雨林を包み込むこの植物園では、緑のジャングルの迷路、ほとばしる滝、見事な植物が巨大なジオデシックドームの下で息づいています。真冬でも、絶対に暖かい熱帯の森を探索できる場所です。ロンドンなら、キュー王立植物園がお奨めです。高温多湿なビクトリアン・パーム・ハウスの椰子の木立や熱帯雨林エリアでくつろぐのはいかがでしょう。
ダンスシューズを持って、冬のフェスティバルに出掛けましょう。ケイリー(スコットランドの伝統的ダンスパーティー)のサウンドや伝統的音楽がお好きなら、1月上旬にグラスゴーのケルティック・コネクション・フェスティバルがお奨めです。エネルギッシュなダンス、競い合うように奏でるバイオリンの音、手で打ち鳴らす太鼓のリズムを楽しみましょう。
イギリスの伝統的なパブに行けば、飼い犬や飼い猫が居座ってさえいなければ、暖炉のそばの特等席が見つかるでしょう。湖水地方の正当派カントリーパブ、Kirkstile Innには、薪をくべた暖炉、古い樫の梁、ボリュームのある食事、おいしいビールがあります。客室も多いので、週末をここで楽しく滞在することもできます。ライには、12世紀からの歴史を持ち、一時は密輸業者たちにもてはやされた、Mermaid Inn があります。大きな2つのラウンジには、明々と暖炉の火が焚かれ、何世紀もの長い歴史とたくさんのおいしい食事や飲み物を楽しむことができます。
冬のフードマーケットは屋外で開かれることが多いのですが、ホットワイン、暖かいカントリーサイダー(リンゴ酒)、様々な暖かいスナックが売られていて、体を温めてくれます。ロンドンのバラ・マーケット (Borough Market)は最もよく知られているフードマーケットですが、リーズで開かれる本格的なドイツのクリスマスマーケット、Christkindelmarktもお奨めです。ここではぜひシュトレンを味わってみてください。
火事に近づくことはもちろんお勧めできませんが、イギリスでは至るところで火が主役の冬のイベントが多数開かれ、訪れた人に暖かさを投げかけています。1月にシェトランド諸島で開催されるウップヘリーアー (Up Helly Aa) は、すばらしいバイキングの火祭りです。松明の行進の後、長いバイキング船に火が放たれ、祭りは最高潮に達します。お正月、ノーサンバーランドでは、勇敢な町の人々が燃える樽を背中に背負って町を駆け抜けます。ちょっと離れて見学しましょう。
カレーを食べに行くのに何か理由が必要だとしたら、温まるという理由がいいかもしれません。イギリスには、世界で最もおいしい南アジアの食事を楽しめる場所があります。ロンドンのブリック・レーン、タイヤブスから、マンチェスターのネオンきらめく飲食街、カレーマイルまで、イギリス屈指のカレースポットでおいしいスパイシーな食事をたっぷり楽しみましょう。
この冬はキッチンにこもって、完璧なクリスマスディナーのマスタークラスや手作りチョコレート教室など、季節のお料理教室を思う存分楽しみませんか。最も有名な、デボンのAshburton Cookeryスクール。バンベリーのPudding Pieも、そのおいしい名前のとおり、料理の知識を学べるスクールです。
寒い夜、1杯のウィスキーほど体を温めてくれるものがあるでしょうか。いろいろな種類を試して、どれが一番自然に温まるかを調べたい方は、多くの蒸留所があるスコットランドがお奨めです。様々な味を楽しみたければ、エジンバラのScotch Whisky Experience、お気に入りのシングルモルトがあれば、その蒸留所を訪れましょう。私たちのお奨めは、グレン・マレイ (Glen Moray)とグレン・モーレンジ (Glen Morangie)です。