英国政府観光庁が英国への観光ブームを盛り上げる新キャンペーンを展開

英国政府観光庁（VisitBritain）は、さらに多くの日本の方に英国観光をしていただけるよう、新しいマーケティングキャンペーンを立ち上げました。

デジタルマーケティングキャンペーン「私だけの旅・・・」は、フェイスブックとインスタグラムで展開中です。英国での思いがけない体験や、あまり知られていない訪問先を、世界的に有名で象徴的なランドマークやアトラクションと共に、ショートフィルムと物語で紹介します。このショートフィルムと画像を見ていただくと、英国でしかできない体験への思いが高まって、「私だけの英国」を見つける旅の予約をすぐにでもしたくなるでしょう。

英国政府観光庁CEO、サリー・バルコムの談話

「新しいキャンペーンのねらいは、1年を通して愉快なアクティビティ、新しい冒険、思いがけない経験を見つける楽しさにあふれる英国を紹介して、日本から観光に訪れる人を増やすことです」

「英国の刺激的な現代文化や生きた歴史、クールな都市の活気、驚くほど美しい田舎でのスリルに満ちた冒険、傑出した自然美の中でのくつろぎなど、すぐにでも旅の予約をしたくなるような英国の情報を『私だけの旅・・・』で発信します。」

英国政府観光庁は、旅への思いが予約につながるように、コマーシャル・パートナー、コンテンツ・パートナーと協力して日本でのマーケティングを強化しています。ナショナルジオグラフィックとのパートナーシップでは、英国のさまざまな訪問地をフィーチャーした6部構成の動画シリーズを制作中です。この動画は今日からソーシャルメディアで配信を開始し、イングランド南岸地方のストゥール川でのカヤック体験から、ロンドンの隠れスポットの熱帯植物園、スコティッシュ・ボーダーズのダークスカイ天文台での星空観察、ウェールズのブレコンビーコンズ国立公園でのキャンプまで、英国でなければできない思いがけない体験を紹介します。

2017年8月、日本旅行業協会（JATA）は、欧州のトップ20ルートのうち2つに英国ルート、「不思議の国ウェールズ　古城街道」と「イングランド田園街道」を選出しました。この田舎道のルートはラグビーとの強いつながりがあり、観光局は今年6月、日本で来年開催されるラグビーワールドカップに先がけ、JATAのバイヤーとの視察旅行を主催します。

最新の公式統計によれば、2017年の1月から9月までの間に日本から18万6000人が英国を訪れ、支出総額は1億9300万ポンドでした。

観光局の「私だけの旅・・・」キャンペーンは、英国政府の「GREATブリテン」キャンペーンの一環であり、観光、学習、ビジネスの点から英国が提案すべき最高の場所を紹介します。

2018年の英国観光をお勧めする理由

• 2018年の早期にイングランドのブリストルに新しい博物館、ビーイング・ブルーネルがオープンし、下半期には、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館がスコットランドのダンディーに分館をオープンする予定です。
• 2018年はリバプールが欧州文化首都に指名されてから10周年を祝います。同市の文化にとって重要な年になるでしょう。リバプール世界博物館には、2018年の2月から10月まで、「秦始皇帝と兵馬俑」が展示されます。
• イングランドのニューカッスルとゲーツヘッドは同市の文化、芸術、デザインを称え、6月から9月までグレート・エキシビション・オブ・ザ・ノースを開催します。
• スコットランドは2018年をイヤー・オブ・ヤング・ピープルとしています。王室軍楽隊によるロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥーや、スペイサイド・ウイスキーフェスティバルなどのイベントも開催されます。
• ウェールズでは、険しい崖に縁取られた雄大な海岸線、広い砂浜の湾を称えて「海の年（Year of the Sea）」を祝い、テーマのあるイベントを経験する冒険や祭典が催されます。毎年恒例の文学と芸術のお祭り、ローアーン・ウィークエンドが4月にあり、6月にカーディフでフェスティバル・オブ・ボイスがあります。6月にカーフィリーで大チーズ祭り、7月にはカーディガン湾でシーフード祭りが催されます。
• ゲーム・オブ・スローンズの最終シーズンが北アイルランドで撮影されます。ロケ地には、ジャイアンツコーズウェイ（アイアン・アイランド）やダークヘッジス（キングスロード）、それに、第2シーズンのエピソード『決選前夜』のロケ地も含まれています。