あなたの知らない新しいブリストル

ブリストルには個性というDNAが受け継がれています。自由な考えの持ち主が集まり、ストリート・アートの印象が強く、風変わりなカフェ、個人経営のショップ、クリエイティブなスタジオがあふれています。数十年前からこの街に住みついた保守的な生き方に反抗する精神は、かつて産業の中心だった街に新しい息吹を吹き込みました。おもしろいことに、人気になった今も、ブリストルにはどこか尖った鋭さが残っています。食もアートもナイトライフもかつてないほど刺激的になり、街の魅力を見つける方法もぐっと増えた今、ぜひブリストルを訪ねてみてください。

ブリストルでできる風変わりな体験

Group of people paddleboaring along a river with SUP Bristol

 

知られざる名所、体験型の新しいツアーから刺激的なアウトドア活動の数々まで、ブリストルでは数多くの風変わりな経験が待っています。ヴィクトリア時代の保養地に現代のテイストを取り入れ、プールも備えたブリストル・リドでお風呂に浸かるのはいかがですか? あるいはブルネイのSSグレート・ブリテン号のマストに登って街の海運の歴史を肌で感じてみるのもおすすめです。180年前に作られたこの船は世界的に知られていますが、縄ばしごなどを使ってマストに登ると、まったく違う角度から船をながめることができます。また、SUPブリストルのパドルボード・ツアーに参加して、自分の力で観光の旅に出るのもいいですね。 

 

ブリストルのストリート・アートを有名にしたのはもちろんバンクシーですが、才能あるアーティストは他にも数多く存在しています。ホェア・ザ・ウォールのウォーキング・ツアーに参加すると、すばらしい壁画や隠れたアートを見て歩きながら、それぞれに関わった人たちのことを教えてくれます。あるいはご自分でストリート・アートに挑戦してみるのもいいですね。グラフトの体験ワークショップでは、ステンシルやスプレイ・ペイントを実際に試すことができ、オリジナルの「タグ」も実際にデザインします。ワークショップで教えるのはアーティストたち、教室はなんと古い警察署にある元独房です。5月に開かれるアップフェスト・フェスティバル(5月28日、29日)では、グラフィティの実演ライブ、地元バンドの演奏などが楽しめるほか、制作者から直接アートを買うこともできます。レトロなファッションやヴィンテージのお宝を売る店が軒を連ねるグロスター・ロードでも、人目を引くアートを手に入れることができます。

 Bristol International Balloon Fiesta, Bristol, England. A crowd moving among the lit up hot air balloons and fireworks in the night sky.

アップフェストを逃してしまってもご安心ください。ブリストルにはイベントやフェスティバルが他にも山ほどあるのです。ミシュランの星つきのレストランや音楽の生演奏には、フーディーズ・フェスティバル(5月20日から22日)に出かけてみましょう。野外劇場やバンドの生演奏を楽しみたい方は、ブリストル・ハーバー・フェスティバル(7月15日から17日)がおすすめです。目新しい食べ物やコメディーがお望みなら、ブリストル・クラフトビール・フェスティバル (6月10日、11日)がいいでしょう。また、英国最大の熱気球の集いである国際バルーン・フィエスタ(8月2日から15日)で、空高く上がる経験をするのもいいですね。

 

空から降りてきたら、今度は驚きにみちたウォーキング・ツアーに出かけましょう。背筋の凍るゴースト・ストーリー、海賊の宝探し、音楽の思い出の場所を訪ねてなど、さまざまなツアーがあなたを待っています。9月に開かれるブリストル・オープン・ドアのツアーではさらに踏み込み、ふだん一般に公開されていない場所にも入ることができます(2022年の詳しい日程は未発表)。ちなみに昨年のツアーで訪ねた場所には、港の地下深くに掘られたレッドクリフ洞窟や18世紀の教会の地下聖堂がありました。

 

もっとアクティブなことをお望みの方には、アドベンチャー・ブリストルで高いところに張られたロープをつたったり、ブリストル動物園で動物と過ごしたりするのはいかがでしょう。この動物園は世界屈指の動物保護を行っており、収益をすべて野生動物プロジェクトに投資しています。あるいは、ザ・ウェイブでサーフィンの技術を試してみるのもいいですね。持続可能なエネルギーだけで発電する内陸部のプールでは、日の出から日暮れまでずっと、確実に最高の波を作り出しています。初心者も上級者も、レベルに合ったレッスンを受けられます。ザ・ウェイブには街の中心からも公共交通機関で簡単に行くことができますが、専用の宿泊施設チルド・アウト・サーフ・キャンプも用意されています。

ブリストルで風変わりなホテルに滞在する

ふつうのホテルではなく、銀色に輝く気流のようなキャラバンに宿泊してみませんか? ブルックス・ゲストハウスでは、ロケットのように見えるバンが屋上に置かれていて、中にはダブルベッド、独立したバスルームなどが豪華に整えられています。タオルはふわふわ、枕は柔らかいガチョウの羽毛。朝のコーヒーを味わいながら、地平線を見渡す絶景をお楽しみください。

 

あるいは、あれこれ屋内に持ち込んでみるのはどうでしょう。トード・タウン・キャンピングでは、使われなくなった古い倉庫の中をグランピング場に大改造したおしゃれな場所。最高の状態に改造されたヴィンテージのキャンプ用バン6台とゲームルームがそろっています。

 

元砂糖工場を改装したホテル・デュ・ヴァンは、スイートルームを含めた40室のどれもが贅を尽くしたすばらしい客室です。曲線を描いた美しいバスタブを置いた部屋からメゾネット式の部屋まで、それぞれが特徴のある造りになっていて、ベッドは特注品。使われているリネン類もすべて高級なエジプト製です。

ブリストルでひと味違う食事を体験する

ザ・レーンズでは、こだわりのピザと地元で醸造されたビールを味わいながら、カラオケ、ボーリング、ビリヤード、音楽の生演奏などを楽しむことができます。チャンス&カウンターズはブリストルでも指折りの隠れた名店。すばらしい食事(サワードウのパンで作ったホットサンドやビーガン・チリや具だくさんのナチョスなど)と酒を味わいつつ、850種類以上そろったボードゲームで遊びましょう。

ブリストルではストリートフードが人気上昇中です。今年6月にオープンするボックスホールは、個人経営のレストランに地元のバンド、映画上映、アートの展示を組み合わせた店で、間違いなく街の人気店になるでしょう。こういう場所がお好きな方は、カーゴもチェックしてみてください。ウォッピング・ワーフに置かれた貨物コンテナを改装した場所に、大衆的なビストロやバーが入っており、ブリストル・ハーバーを見渡すすばらしい景色も楽しめます。

 

情報通のブリストル人は、ランチはグラス・アーケードに通っています。ここはいつもにぎわっているセント・ニコラス・マーケットの一部で、小さなカフェが集まってカリブのカレー、日本の餃子、モロッコのタジンなど、さまざまな味を提供しているスポットです。街なかの歴史ある場所に位置するこのマーケットでは、衣類や工芸品、デリ食品などの買い物も楽しめます。

 

ブリストルへの移動と市内の交通手段

ブリストルへはロンドンから鉄道でわずか2時間弱ですが、カーディフ、バーミンガム、南岸の地域からの移動も車、鉄道ともに便利です。またブリストル国際空港と市内をつなぐブリストル・フライヤーのバスは、年中無休(ただしクリスマスの日を除く)で24時間、10分ごとに運行しています。

 

市内ではバスの便がとてもよい上、鉄道の駅もブリストル・テンプル・ミーズ(市内にはこちらが近くて便利)とブリストル・パークウェイの2つがあり、どちらの駅も段差のないバリアフリーを採用しています。市内を自転車でまわる方は、ブリストル・サイクル・シャックでレンタルすることができますし(1日15ポンドから)、ヴォイのアプリを使えば電動スクーターもレンタル可能です。

英国への移動や国内の移動は、Covid-19感染予防対策の規制が設けられている場合があります。詳細は変更される可能性がありますので、常に各ホームページで最新情報を確認することをお勧めします。

07 Jun 2022(last updated)

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