あなたの知らない新しいエディンバラ

エディンバラは国内でもっとも古い街のひとつでありながら、他とは違うやり方を好む街です。エディンバラ城や旧市街地の歴史ある壁だけでなく、秘密の花園、スター・ウォーズをテーマにしたカクテルバー、地下を歩くツアーなど、たくさんの楽しみが待っています。火山でヨガ教室や教会でのロック・クライミングなど、スコットランドの活気ある首都の新鮮な顔をお楽しみください。

エディンバラでできるちょっと変わった体験

Outdoor sculpture with water at Jupiter Artland, Edinburgh

迷路のような石畳の道や歴史ある建物。エディンバラの旧市街地はいつ行っても探索しがいのあるところです(そして迷子にもご注意)。でも実は、地下にも見どころがあることをご存じでしたか? リアル・メアリー・キングス・クロースは、ロイヤル・マイルの地下に広がる17世紀の通りや建物の迷宮です。エディンバラのゴースト・ツアーで語られる幽霊の話を信じる方には、ここは謎に満ちあふれた世界。キャラクターが登場するツアーでは地下の奥深くに入って、背筋が凍るような歴史の話を楽しみましょう。さらに幽霊が出る安アパートで開かれるスコッチウイスキーのテイスティングなど、単独のイベントもチェックしてみてください。

 

エディンバラの秘密はこれだけではありません。エイリアン・ロックでは、天井がアーチ形の歴史ある美しい教会の壁でクライミングを体験することができますし、アドベンチャー・ヨガでは、小高いアーサーズ・シートの斜面でヨガ教室に参加できます。長く活動を休止している死火山のアーサーズ・シートからは、エディンバラの街を一望するながめも見事です。また、クイーン・エリザベス2世が実際に使っていた豪華客船ロイヤル・ヨット・ブリタニア号はエディンバラの見どころとして有名ですが、その姉妹船であるフィンガル号に宿泊できるホテルであることはあまり知られていません。ヨッティーズ・ウィーク(5月30日から6月2日)の期間中にフィンガル号に乗り込み、王室の船であるブリタニア号に勤務していた乗組員の話を聞いてみましょう。船の旅をした時の女王の様子もきっと話してくれますよ。

 

エディンバラでまったく違う体験をお望みの方には、ぴかぴかに輝く1600ccのオート三輪車で名所を駆け抜けるトライク・ツアーズ・スコットランドがおすすめです。エディンバラ観光でもかなりユニークなこのツアーは、それぞれのご希望に合わせて行き先を選び、熟練のガイドが運転してご案内します。もう少し落ち着いたことがお好きだったら、エディンバラ植物園や450年の歴史があるグラントン城のウォールド・ガーデンに行ってみましょう。この塀に囲まれた緑豊かな庭は、週末の数時間しか公開されていないのでご注意ください。また、冬の間は休業していた森のギャラリー、ジュピター・アートランドも5月に再開します。ここには少し変わった、しかしすばらしい彫刻が数多く展示されており、そのうちのひとつは夏にはなんとプールとして楽しめるので、特別な経験になることは間違いありません。

 

食もエディンバラ観光の楽しみのひとつです。シークレット・ジン・ツアーでカクテルを味わうもよし、フード・サファリでスコーンやハギスをほおばるもよし、あるいはチーズ・クロールでこの街きってのブリーチーズやブルーチーズを試すのもいいですね。チョコレート好きの方は、ザ・チョコラタリアムのテイスティ・ツアーやトリュフ作り教室にぜひ参加してみてください。ウイスキー愛好家の方なら、スコッチ・ウィスキー・エクスペリエンスで自分だけのブレンドを作ったり、専門家が案内するテイスティング・ツアーでキャンドルの灯りがともるセラーをめぐったりという楽しみもあります。

Street performer at the Edinburgh Fringe Festival. A living statue, a woman in a hooped petticoat and wig, pulling her dress up to reveal her suspenders and stockings, flashing to the passers by.

エディンバラ・フェスティバル・フリンジ(8月5日から29日)とエディンバラ国際フェスティバル(8月6日から28日)が75周年を迎える今年、エディンバラの街には、音楽の生演奏、演劇、スタンドアップ・コメディがあふれることになります。著名人も数多く出演しますが、小さな劇場、パブ、公園などで若い才能を発掘するのはいかがですか? それからアンボックスドもお忘れなく。これは国内で開かれる文化の祭典で、エディンバラでは、英国のすばらしい野生生物に敬意を表した森のガーデン、ポリネイションズ(8月6日から14日)と、創意に富む科学者とターナー賞受賞のアーティストたちが作り上げたサイケデリックな光のショー、ドリーマシーン(2022年春から秋)というふたつのすばらしいアートのインスタレーションが予定されています。

エディンバラで風変わりなホテルに滞在する

耽美、ドラマティック、純粋なゴシックの壮麗さを求める方には、ザ・ウィッチェリー・バイ・ザ・カースルでの滞在をおすすめします。スイートルーム9室の入ったこのすてきな隠れ家は、息をのむような驚きに満ちています。マホガニー製の天蓋付きベッド、曲線を描く美しいバスタブ、たっぷりしたビロードのカーテンなど、どこをとっても陰鬱でありつつ贅を尽くした造りになっています。ホテルが満室だったら、贅沢なアフタヌーンティーだけでもぜひどうぞ。

 

あるいは、ざわざわとにぎわうバーやレストランのあるエンジェルズ・シェアの部屋を予約してみましょう。毎週末には、カクテル・マスタークラスや音楽の生演奏も楽しむことができます。凝った布地の内装に、白黒スナップのアートを飾ったスイートルームは、ショーン・コネリーやサー・アレックス・ファーガソンなど、スコットランド出身の著名人の名前がそれぞれ付けられています。実はホテルの名前自体も、スコットランドの特産品であるウイスキーに関わりがあり、ウイスキーが樽で熟成中に蒸発してしまう分をエンジェルズ・シェア(天使の分け前)を呼ぶことに由来しています。

 

ロイヤル・マイルからわずか334歩のところにある便利なザ・グラスマーケットは、遊び心にあふれた内装や手頃な料金が魅力のホテルです。細やかな配慮があって、いちばん小さな「居心地のいいダブル」ルームも個性的に仕上げられています。スコットランド発祥の漫画ダンディーのビンテージ壁紙が施された客室では、プラスティックの使用を最小限に抑えつつ、快適な設備がすべて整っています。

エディンバラでひと味違う食事を体験する

レコード店? ベジタリアン・カフェ? カクテルバー? と考え込んでしまうほど、たくさんの要素が取り込まれているのが自称エジンバラの「パーティー御殿」、パラダイス・パームズです。ここではヴィーガン食のチリチーズフライも、バックファースト・ダイキリも、とびきりイケてるビンテージのレコード盤も、すべて楽しむことができます。フレンドリーで温かいスタッフが流行の音楽をかけてお待ちしています。

 

エディンバラ・アーチにあるにぎやかなバー、ザ・カクテル・ギークには、おもしろいこだわりがあります。月ごとに違うテーマを決めて、それにあわせた凝った飲み物を提供しているのです。これまでにスター・ウォーズ、ゲーム・オブ・スローンズ、ザ・ウィッチャーなどを選んできましたが、次のテーマはあなたがお好きな映画やテレビ番組かもしれません。また、マジック・ポーションズ・ターバンでは、魔法のような不思議な夜を体験しましょう。アルコールが入っているか否かにかかわらず、すてきなカクテルの「秘薬」を味わえるこの店では、店が出すおいしい「薬」を喉が乾いた魔法使い(あなたのことです!)が自分で混ぜて飲み物を作るのです。お楽しみはそれだけではありません。知恵を使って脱出ゲームを楽しむのはいかがですか? 大人数の集まりにぴったりですね。

 

ピザ、スパークリングワイン、そしてパーティーで大騒ぎ。それがコールド・タウン・ハウスのバイブスです。独自のマイクロブルーワリーも持っているこの店の目玉は、なんと言ってもルーフトップ・バーですが、他にもエディンバラ城を間近に望む絶景、キャンプ用のバンを改造したレトロなバー、居心地のいいゴンドラ風の席など、楽しみがたくさん詰まっています。

エディンバラへの移動と市内の交通手段

エディンバラ空港には、英国各地、世界各地の150の空港から乗り入れがありますが、スコットランドの首都でもあるエディンバラへは、鉄道の旅も大変便利です。ロンドンからの移動には約4時間20分、マンチェスターからは直通列車なら1時間以内、グラスゴーからもわずか50分という速さです。

 

エディンバラ市内はほとんど徒歩で移動できますが、バストラムの交通網も発達しており、車椅子での利用もとても便利です。ブラックキャブ(タクシーの愛称)に乗るのも旅の思い出になりますね。時間帯や距離によって料金が変わるのでご注意ください。

英国への移動や国内の移動は、Covid-19感染予防対策の規制が設けられている場合があります。詳細は変更される可能性がありますので、常に各ホームページで最新情報を確認することをお勧めします。

05 Aug 2022(last updated)

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