エディンバラのホグマニー – 世界一すてきな新年の迎え方

Monday 28 October 2019

年越しはどこの国でもお祝いするものですが、スコットランドの首都で開かれる年越しパーティーは、世界一盛大ではないでしょうか。どの国から来た人も一度はエディンバラのホグマニーを経験するべきだ、と言われるほどなのです。
その理由はというと、ひとつにはエディンバラでのお祝いは1日で終わらず、3日間続くことが挙げられます。また年間を通して数々の国際的なフェスティバルを催すことで評判の高いエディンバラの地で、エンターテイメントとお楽しみがたっぷり用意されるという点もあるでしょう。あるいは、年越しを楽しみにやってくる旅行者とフレンドリーな地元の人々が街の大混雑の中で出会って、独特の雰囲気が生み出されるのかもしれません。それからもちろん、エディンバラ城の上空がとびきり美しい花火の光と心地よい轟音で満たされ、息を飲む光景が広がることも大きな魅力ですね。

 

たいまつ行列

たいまつ行列には、音楽、伝統、エネルギー、歴史、バイキング、そしてお楽しみがたっぷり詰まっています。この組み合わせがどう作用するのか、毎年チケットが売り切れて大賑わいになる大人気のイベントです。そうです、バイキングも登場するのです。

アップ・ヘリー・アーの祭りをするバイキングたちが毎年シェットランドから(おそらく)長艇に乗ってやってきて、たいまつ行列の先頭に立ちます。ホグマニーの最初の行事であり、祭りの始まりを告げるこの行列は12月30日に行われ、毎年、見物客を魅了してやみません。

エディンバラは長い歴史を誇る街で、旧市街には14世紀に遡るエリアもあるほどです。その古い街並みを何千という人たちがたいまつを手に行列を作って練り歩き、ホリールードハウス宮殿に向けて坂を下りていくのです。

そしてこの行列を何万という見物客が賑やかに沿道で見守ります。たいまつを持った人たちが道に炎の川を作りながらホリールード公園に向かうと、行列はフィナーレを迎え、きらびやかなライトが灯って、賑やかな音楽が鳴り、花火が打ち上げられます。こんなに盛り上がるのに、これでまだ初日なんですよ!

 

幅広いジャンルのライブ音楽
たいまつ行列からほんの数時間で大晦日(スコットランドではホグマニーとして知られていますが)がやってきて、祭りは本当のピークを迎えます。
街の中心部ではあちこちにステージが設置されて、インディー系のロックから伝統的なケルト音楽、ダンスミュージック、ジャズ、ブルースまで、驚くほど幅広いジャンルの音楽を楽しむことができます。

丘の上の旧市街にある美しいセント・ジャイルズ大聖堂では、堂内にキャンドルを灯してクラシック音楽のコンサートが開かれます。丘を下ったプリンセス・ストリート・ガーデンズには、伝統的なケルト系の歌とダンス専用のステージが登場し、スコットランドのダンスを習って踊る大勢の人で大賑わい。そしてエディンバラ城がこのお祭り騒ぎを丘の上から静かに見守るのです。
またこのプリンセス・ストリート・ガーデンズでは、エディンバラのホグマニーの目玉になるイベント、コンサート・イン・ザ・ガーデンも開かれます。このイベントではこれまでに、フランツ・フェルディナンド、ラグンボーン・マン、ビッフィ・クライロ、リリー・アレン、ソウル・II・ソウルなどの大物アーティストが登場して、お祭りムードを盛り上げてくれました。大人気で、チケットを手に入れるのはなかなか大変なんですよ。

 

新年を祝う花火

思う存分踊った後には、華麗な花火を楽しみましょう。プリンセス・ストリート・ガーデンズは、古代の火山岩の上に建つ荘厳なエディンバラ城を間近に見上げる位置にあるので、花火を見物するには最適のスポットです。
もちろん遠くからでも花火を見ることはできますが、エディンバラ城の足元でドラマチックにはじける光の洪水を見上げ、爆音を近くに感じるのはまた格別です。花火は午前零時のクライマックスに向けて、1時間ごとに少し控えめなものが打ち上げられるので、気分が徐々に盛り上がってきます。
新年を迎える瞬間は、大物アーティストに会いに来た人も、伝統的な文化を経験しに来た人も、パーティーで大騒ぎしに来た人も、花火を目当てに来た人も、街中でエンターテイメントを楽しむ人みんながひとつになります。互いの友情を祝して、世界最大の規模でオールド・ラング・サイン(蛍の光)を合唱して大いに盛り上がりましょう。
その後はまたバンドの演奏が始まり、パーティーはまだもう少し続きます。

 

フォース川で泳ぐ

でも、ちょっと待って。エディンバラのホグマニーはまだ終わっていません!
新年を迎えた元日には少し勇気を出してみましょう。前の晩にお酒を飲んだり踊ったりした疲れを振り払うためにも、思い切ってルーニー・ドゥックに参加してみませんか? ルーニー・ドゥックは、スリルを求める人たちが楽しい衣装を着込んで町を練り歩き、最後には氷のように冷たいフォース川に飛び込むという勇ましいイベントです。
そんなに寒いのは気が乗らないという方は、参加者に声援を送りに行くという手もありますよ。イベントが行われるサウス・クイーンズフェリーの町は、エディンバラからほんの数マイル。町を歩き回った後にフォース橋の近くで水につかる人たちの勇姿をぜひ見届けてください。

A man and woman standing in the River Forth at Edinburgh's Hogmanay Loony Dook photo by Chris Watt

そんなに寒いのは気が乗らないという方は、参加者に声援を送りに行くという手もありますよ。イベントが行われるサウス・クイーンズフェリーの町は、エディンバラからほんの数マイル。町を歩き回った後にフォース橋の近くで水につかる人たちの勇姿をぜひ見届けてください。

チケットの予約はこちら

燃え盛るたいまつの炎を体で感じ、音楽に合わせて夢中で踊り、花火の美しさに感激し、声がかれるまで歌い、冷たい川の水に敢然と立ち向かう。過ぎ去った年に別れを告げ、新旧の友と一緒に新しい年を迎える最高の方法ではありませんか。
他に類のないエディンバラのホグマニーにぜひお出かけください。スコットランドの首都では年間を通じて大きなフェスティバルが開催されており、エディンバラのホグマニーもそのひとつです。今年のホグマニーのイベントのご予約は、 edinburghshogmanay.com からどうぞ。

 

エディンバラへの行き方
車でも鉄道でも飛行機でも、エディンバラは英国内各地から交通の便のいい都市です。ロンドンからは鉄道なら4時間半、飛行機なら1時間10分という近さです。
 

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