あなたの知らない新しいバーミンガム

今年の夏、2022年コモンウェルス・ゲームがこの地で開催されると、バーミンガムは世界の注目を集めることになるでしょう。でも、この街の魅力はそれだけではありません。文化フェスティバル、グラフィティ・ツアーから動物園に泊まれるホテルまで、バーミンガムには新しくて風変わりな冒険が目白押しです。イギリスの中心部に位置しているバーミンガムは、国内各地、さらには世界各地からもさまざまな影響を受けています。バーミンガムで世界中の食べ物を味わい、多様性ある文化を楽しみ、あたたかい地元の人たちと交流してみてください。

バーミンガムでできる新しい体験

Birmingham Festival Motionhouse event part of Birmingham 2022 festival

今年のウェストミッドランド地方はにぎわいそうです。7月から8月に開催される2022年コモンウェルス・ゲームの他にも、6か月にわたる音楽とダンスと文化の祭典、バーミンガム2022フェスティバル(3月から8月)が開かれて、この地方きっての卓越したクリエイティブな精神を堪能すできるでしょう。また大規模なイベントだけでなく、で街の中心部をめぐるカヤック・ツアーや、やはり中心部の運河でたくさんの野生の生物にも出会えることなど、他にもお楽しみがいろいろあります。無料のセルフガイド・ウォークに参加して、迫力あるストリート・アートを訪ね歩くのもいいですね。

 

アウトドア派の方には、レッサーパンダやミーアキャットに会いにバーミンガム野生生物保護公園に行ったり、バーミンガム植物園で変わった熱帯植物に触れたりするのもおすすめです。この植物園では年間を通じてさまざまなイベントも行われています。あるいはベア・グリルス・アドベンチャーでスリリングな冒険にチャレンジするのもいいですね。世界的に有名なイギリスの冒険家本人が設計したさまざまなアスレチックゲームを楽しむことができます

 Boat Dock at The Black Country Living Museum in Dudley, West Midlands

バーミンガムの街は、大ヒットドラマ、ピーキー・ブラインダーズにも影響を与えています。撮影に何度も使われたブラック・カントリー・リビング博物館では、キリアン・マーフィーの軌跡をたどり、ピーキーのように話す練習をしてみましょう。9月にはドラマの雰囲気をたっぷり味わえるイベントも予定されています。またピーキー・ツアーもおすすめです。彼らがたむろっていた場所を訪ね歩いたり、身の毛のよだつエピソードを歴史の専門家から聴いたり、街で最古のパブで夕食を楽しんだりして、モデルになったギャングたちのことをじっくり知りましょう。

 

街の絶景が見たい方は、バーミンガム図書館の屋上に行ってみるのはいかがでしょう。バーミンガムを代表するこのモダンな建物の屋上には秘密の花園がふたつあって、どちらも入場は無料ですし、著名な作家やアーティストに関するさまざまな展示も無料で楽しむことができます。けれども、これはバーミンガムの多様な文化のほんの入り口です。チャイナタウンの料理店やセントラーラでの東ヨーロッパアートの展示、バーミンガム・メーラで楽しむ南アジアの音楽やダンス(2022年8月27日、28日)など、ここで体験できる文化は数知れません。

 

食べ歩きがお好きなら、バルチ・トライアングルを目指しましょう。街の南部のエリアにあり、スパイスの効いたバルチが味わえる店が集まっていて、1970年代にバルチ料理が発祥した場所とも言われています。伝統的なカシミール地方の味とイギリスの食材が入り混じったこのエリアは、料理が提供される器に名前の由来があり、地元でも愛されるおいしいカレー料理を出す隠れた名店と活気にあふれています。

バーミンガムで変わったホテルに滞在する

バーミンガム中心部には、ザ・ロトゥンダホテル・デュヴァン、フレドリック・ストリート・タウンハウスなど、豪華なブティックホテルがたくさんありますが、せっかくなら個性的なホテルはいかがですか? 市内から15分の距離にあるザ・ロックハウス・リトリートは、美しい原生林に囲まれた800年前の洞窟にキングサイズのベッドや心癒される暖炉を置いたホテル。ドアを出るとすぐそこに清い小川が流れていて、田舎風でロマンティックな旅を求める恋人たちにぴったりの宿泊先です。

 

ウォリック城では、昼間に歴史を振りかえる体験をした後、夜は中世をテーマにしたグランピングを楽しみましょう。城内のナイツ・ビレッジに宿泊することができます。4人泊まれるキングス・テントを予約して、天蓋つきのベッドに玉座のような椅子のあるテントで夜を過ごしましょう。テントはウォリック城の森に囲まれています。

 

あるいは、ウエスト・ミッドランド・サファリパークのラグジュアリー・ロッジに泊まって、動物たちを間近で見るのもおすすめです。「ゾウのロッジ」のすぐ隣にはお酒が楽しめるラウンジがあり、「レッサーパンダのコテージ」ではレッサーパンダが遊具に登って遊ぶ姿がながめられます。他にもキリン、ゴリラ、サイ、チーターなどのロッジがあり、それぞれ1部屋に5、6人まで宿泊可能です。料金にはサファリパークへの入場券2日分が含まれています。

バーミンガムでひと味違う食事を体験する

Interior view with neon lights, people and activities at Floodgate, Birmingham

すてきなカクテルやストリートフードを味わいつつ、野球、カーリング、テーブルゴルフなどのスポーツやゲームが楽しめるザ・フラッドゲートは、大きな子どものための遊び場と言っていいでしょう。バーにはにぎわいがあり、ストリートフードも肉汁がしたたるようなハンバーガー、魅惑のフライドポテト、ホットドッグ、シナモンワッフルなどなど、充実しています。

 

卓球、アーケードゲーム、ビアポンなどで楽しく遊べるロキシー・ボール・ルームもおすすめです。壁がグラフィティで埋め尽くされた元倉庫の建物の中には、ボーリング場やビリヤード台もそろっています。ロックの音楽が流れる中で、具だくさんのピザをほおばり、幅広いメニューからカクテルやクラフトビールを選びましょう。

 

高級なものがお好みの方には、ミシュランの星付きレストランを。西ミッドランドに10軒あるうちの5軒はバーミンガムにあり、これはロンドンをのぞいて、国内のどの都市よりも多い数です。バーミンガム中心部のレストランをご紹介すると、伝統的な高級イギリス料理ならアダムズ、極上のインド料理ならオフィーム(ベジタリアン食やペスカタリアン食のテイスティング・メニューもあり)、持続可能な方法で調達した旬のものをオーガニックやバイオダイナミックのワインとともに味わえるカーターズ・オブ・モーズリーもおすすめです。

バーミンガムへの移動と市内の交通手段

バーミンガム国際空港のあるこの街には、主要鉄道の駅も7つあります。バーミンガム・ニューストリート駅とバーミンガム・インターナショナル駅は、どちらも全国各地との列車に接続があって便利ですし、街の中心にあるバーミンガム・ムーア・ストリート駅へは、ロンドン・マリルボーン駅からわずか1時間40分で到着します。

 

自転車専用路のあるバーミンガムは、自転車で移動しやすい街です。ウェスト・ミッドランズ・サイクル・ハイヤーブロンプトン・バイクの拠点で自転車をレンタルしてみましょう。またバーミンガム市内はバストラムの交通網も発達しており、車椅子でも利用することができます。市内や近郊の移動には、気軽に乗り降りできるスイフト・カードを利用すると便利です。

英国への移動や国内の移動は、Covid-19感染予防対策の規制が設けられている場合があります。詳細は変更される可能性がありますので、常に各ホームページで最新情報を確認することをお勧めします。

28 Jul 2022(last updated)

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