イギリスを巡る

都市の内部を回る

イギリスの都市部の公共交通機関は効率的で楽しい交通手段です。料金は、特に車の駐車料金に比べればリーズナブルです。大都市のほとんどでは、バス便が充実しています。ロンドン、ニューカッスル、グラスゴーには地下鉄もあり、エディンバラ、マンチェスター、ノッティンガムにはトラムがあります。タクシーはすべての鉄道の駅と、町の中心部のタクシー乗り場で利用できます。町を見るのに一番良い方法は徒歩ですが、どの交通手段を選ぶにしても午前8時~9時半と午後5時~6時半のラッシュアワーは避けてください。

 

ローカルバス

あらゆる形とサイズのバスがあり、自動ドアと快適な内装を備えています。運転手一人のダブルデッカー、より移動しやすい小型のシングルデッカーや、ロンドンではドアが前、中央、後ろについていて、「車掌」と運転手が切符を確認する新型のRoutemasterダブルデッカーなどがあります。旧式の後ろが開いているRoutemasterバスが今でも使用されている唯一の路線はロンドンにあります。セントポール寺院経由でロンドン塔とトラファルガー広場を結ぶHeritageルート15です。

ロンドンでは、バス代を現金で払うことはできません。非接触型クレジットカードやデビットカード(イギリス以外の国のカードでは、追加料金がかかります)は使用できます。乗車するときにチケットリーダーにオイスター電子カードをタッチするか、運転手か車掌にトラベルパスを見せることも可能です。一番良い料金の支払い方法は、一定の金額がチャージされていて使用するたびに減っていく(ただし、再チャージが可能です)ビジター・オイスターカードか、1日だけ公共交通機関を利用する場合は、1日用トラベルカードです。どちらのカードも地下鉄、普通列車、バスで使用でき、地下鉄の駅、旅行案内所、青いオイスターのマークが表示されている店で購入できます。または、イギリスに来る前に、Transport for London (www.tfl.gov.uk)やVisitLondon (www.visitlondon.com)を通してオンラインで購入できます。

ロンドン以外の大部分の都市では、バスに乗ったときに運転手から切符を買うことができますが、大きな市街地 – ウェストミッドランド、グレートマンチェスター – には、エリア内のすべての公共交通機関で有効な独自の地域トラベルカードがあり、いちいち切符を買うよりも経済的です。それぞれの地域の詳細情報は、現地の観光案内所にお問い合わせください。

大きな都市では、午後11時から午前6時の間に深夜便があります。ロンドンでは、深夜バスは文字「N」が前についていて、ほとんどがトラファルガー広場を通ります。

バスに乗りたいときは、バスが近づいたら手をあげてください。降りるときは、自分の降りるバス停の手前でベルを一度鳴らしてください。行き先はバスの正面に表示されています。自分の降りるバス停がわからないときは、運転手か車掌に知らせてくれるよう頼んで、1階に乗ってください。検査係が乗車してくる場合に備えて、降りるまでカードや切符は持っていていください。有効な切符を持っていないと、その場で罰金を取られます。

 

都市部で車を運転する

都会の中心部で運転するのは、ますますお奨めできなくなっています。ロンドンには渋滞税があります – 月曜日から金曜日の間に(午前7時から午後6時の間)渋滞ゾーン内で運転または駐車すると、その日の真夜中前にオンラインで£11.50の料金を請求されます。この料金を支払わないと、多額の罰金が課せられます。詳細は、Transport for London’s ウェブサイトをご覧ください。ロンドン以外の都市も、中心部からドライバーを締め出すために同じような手段を検討しています。都市の中心部での駐車も、渋滞を避けるために厳しく管理されています。

 

タクシー

大きな都市では、タクシーはタクシー乗り場か鉄道の駅で見つけられます。また、電話で無線タクシーを呼ぶことができます。ローカルのイエローページ電話帳、パブ、レストラン、ホテルにタクシー会社の電話番号のリストがあります。料金は通常、規定されています。タクシーメーターがない場合は、タクシーに乗る前に料金を確認してください。わからない場合は、観光案内所で特定の目的地までの通常の料金をたずねてください。

有名なロンドンのブラックキャブは、大型の赤いバスに匹敵する乗り物です。すべての運転手が厳しい試験を受けているので、ロンドンで乗るには一番安全です。ブラックキャブはすべて車椅子に対応しています。免許を受けたキャブには、空車のときは必ず「空車」サインが点灯し、通りで拾うことができます。運転手に渡すチップは通常、料金のおよそ10~15%です。

免許を受けたミニキャブはブラックキャブの代わりとして安い料金で利用できます。電話で予約する必要があります。ホテルに現地の会社の電話番号があります。ロンドンとその他のいくつかの都市では、ミニキャブはUber mobile phone app (www.uber.com)を通して予約し、一番近くにいるキャブを見つけることもできます。

 

トラム

トラムはクリーンでエネルギー効率のよいモダンな外観をしており、イギリス各地で復活しつつあります。イギリスで最もすぐれたトラムスキームの1つは、マンチェスターのメトロリンクです。最も古いトラム軌道はブラックプールにあり、1885年に開業しました。

 

ロンドンの地下鉄

チューブと呼ばれるロンドンの地下鉄網には270以上の駅があり、各駅にロンドン地下鉄のロゴが付けられています。ロンドン以外で地下鉄のある都市は、ニューカッスルとグラスゴーだけです。ニューカッスルの地下鉄は市の中心部に限られていますが、グラスゴーでは中心部の周囲に広がっています。どちらの営業時間もロンドンと同じで、安全に町を回ることができます。

ロンドンの地下鉄はクリスマスを除いて、毎日午前5時半ごろから真夜中過ぎまで運行され、いくつかの路線は現在、24時間運行となっています。日曜日と祝日は本数が少なくなります。ラッシュアワー時、地下鉄は非常に混みあいます。

ロンドンの地下鉄路線は色分けされ、どの駅にも地図が表示されています。また、中心部分の地図が各列車に表示されています。

ロンドンの中心部間を地下鉄で移動するのは、たいてい1回か2回の乗り換えだけですみます。

切符は駅で購入できますが、旅行者の多くはバス、列車、地下鉄で使用できるチャージ可能なプリペイドカードであるオイスターカードを使っています。ロンドンの地下鉄やバスに乗るには、オイスターカードを使うのが何といっても一番安い方法です。オイスターカードの入手方法については、Transport for Londonウェブサイトをご覧ください。オイスターカードを海外で購入したり、非接触型クレジットカードまたはデビットカードを使って簡単に乗り物に乗ることができます。オックスフォードなどの他の大きなイギリスの都市にも、同じような電子カードスキームがあります。

 

町を歩く

車の左側通行に慣れたら、イギリスの都市を安全に楽しく探索することができます。道路に書かれた注意で、どの方向から車が来るかを予測できます。

横断歩道には2種類があります。縞模様の横断歩道と押しボタン信号のついた横断歩道です。縞模様の横断歩道では車は停まってくれますが、押しボタン付きの横断歩道では信号が青に変わるまで車は停まってくれません。中心部に歩行者天国を設けている都市や町が多くなってきています。

 

サイクリング

サイクリングは、町を回る際の最も環境に優しい方法です。小さな町でも、どこかでレンタサイクルを借りられます(ロンドンの場合は tfl.gov.uk、イギリスのそれ以外の場所では cyclehireinfo.com をご覧ください)。自転車に乗って高速道路やその進入路を通ることはできません。また、歩道や歩行者専用のゾーンで自転車に乗ることはできません。多くの都市の道路には自転車専用レーンと自転車専用信号があります。ほとんどの列車に自転車を載せることができます。詳しくは、National Rail ウェブサイトをご覧ください。自転車を離れるときは必ず鍵をかけ、常にヘルメットを着用してください。