イギリスを巡る

列車での旅行

イギリスでは、民営の鉄道網が国全体をカバーし、2,500以上の駅があります。地域セクションごとに分割されており、システムはおおむね効率的で信頼できます。鉄道網の一部が、たいていは週末に、修理のために運行停止することがあるため、旅行の前に最寄りの駅やオンラインで確認してください。イギリスを回るには、何度も路線を変えることになります。ほとんどの路線がロンドンから放射状に延びていて、ロンドンには7つの主要ターミナルがあるからです。また、ロンドンのキングスクロス・セントパンクラス駅とケントのエブスフリートおよびアッシュフォードから、ユーロスターでヨーロッパ大陸を結ぶ鉄道路線もあります。

 

切符

大手旅行会社およびすべての鉄道の駅で列車の切符を販売しています。一等車の切符は普通車の料金より3割ほど高くなります。往復切符を買うほうが、片道切符を2枚買うより安いことがあります。

切符の購入には十分に時間をかけ、特典や料金の割引について確認してください。前売りの切符は通常、当日に購入するより安くなりますが、多くの場合は変更やキャンセルに制限があります。

鉄道会社National Rail、または thetrainline.com (これはこの種のウェブサイトのなかでは最も人気があり、一番にチェックする価値があります)などの第三者のウェブサイトから直接、切符を購入することができます。raileasy.co.ukで、事前に割引切符を探すことができます。Virgin Trainsはイギリス全土をカバーしており、予約手数料はかかりません。

有効な切符を持っていない場合、車掌はその場で罰金を徴収するため、必ず列車に乗る前に切符を購入してください。多くの駅に自動券売機があります。地方の切符売り場は週末には閉まっていることがあるので、切符を購入できなかった場合は、車内で車掌が販売します。

 

レールパス

列車を活用してイギリスを回るなら、レールパスを購入すると良いでしょう。Rail Europe などの海外の多くの代理店で購入できます。National RailのAll Line Rail Roverを使用すると、イングランド、スコットランド、ウェールズを大人が無制限に7日間または14日間旅行できます。たいていの旅行では、Family & Friends RailcardまたはNetwork Railcardで、大人が30%、子供(5歳~15歳)が60%の料金を節約できます。16歳~25歳またはイギリスの教育機関に在籍する全日制の学生は、Young Person’s Railcardを使用すると割引になります。60歳以上の旅行者は、Senior Rail Cardを使用すると、ほとんどの料金が3割引となります。また、ロンドンの交通機関の特別パスや、ロンドン、オックスフォード、カンタベリー、ブライトンをカバーするパスもあります。5歳~15歳の子供は半額です。5歳未満は無料です。体に障害のある旅行者は多くの割引を受けられます。

パスを購入するには、パスポートサイズの写真を携行してください。パスを持っている場合は、切符を購入するときに必ずそれを見せてください。

 

一般的なヒント

イギリスで一番速く一番快適な列車は、幹線ルートを走る列車です。このような列車は非常に人気があり、すぐに予約で一杯になります。ピーク時、特に金曜日の夕方などに旅行したい場合は、前もって指定席を取っておくことをお奨めします。幹線ルートを走る列車には食堂車と空調設備が備わっており、またスピードも高速です – たとえば、ロンドンとエディンバラ間をわずか4時間あまりで結びます。

イギリスの駅ではポーターはまれにしか見かけませんが、多くの場合、乗客が自分で荷物を運ぶためのカートが用意されています。体に障害があって介助が必要な場合は、旅行の最低24時間前にNational Rail Enquiriesに電話してPassenger Assistanceを予約してください。列車の窓の上にある黄色いラインは、一等車を示しています。たとえ列車が満席でも、料金を払わずに一等車に乗ることはできません。

列車は途中で切り離されて、それぞれの車両が別の目的地に向かうことがあります。そのため、どの車両に乗ればいいのかを常に確認してください。列車の駅での停車時間はわずか1分で、ドアは列車が出る30秒前に閉まるため、前もって荷物をまとめてすぐに乗り降りができるようにしてください。

駅のなかには町の中心部から少し離れたところもありますが、通常はわかりやすい道案内があり、ほとんどはバスが通っています。日曜日と祝日は、列車が通常よりも速度が遅くなり、本数も少なくなることがあります。